平成31年2月18日(月曜日)~2月20日(水曜日)中国山東省 威海市・東阿県

目的

中国山東省 威海市・東阿県との今後の友好都市提携に向けた意向書の調印

随行

辻中市議会議長、竹内政策監兼市民協働部長、堀口議会事務局理事、川野自治振興課国際交流担当参事

応対

威海市人民政府(高副市長、趙外事弁主任)

東阿県人民政府(馬県長、王県議長 蘇副県長)

内容

本市と民間レベルで友好交流を続けている中国山東省の威海市及び東阿県との友好関係をさらに発展させるため、両都市へ泉佐野市友好代表団を派遣し、両都市と友好都市提携に向けた意向書を調印し、今後の友好関係継続を確認した。

威海市は、中国東部の山東省の最東部山東半島に位置しており、立地(威海港)を活かし、多くの日本企業が現地に進出している。また、日本の企業に向けて、多くの技能研修生を養成している。

東阿県は、中国東部の山東省の内陸部聊城市に位置しており、主要産業は阿膠(あきょう ※生薬の一種で、ロバの皮を水で加熱抽出して作られるにかわが原料)である。

友好代表団は同日、威海市と友好都市提携意向書に調印した。両市には国際空港や港があり、互いの共通点を活かしながら、友好交流を推進していくことを確認した。

翌日、威海市との今後の交流事業の参考とするため、日本企業向け技能研修生養成施設、威海国際経済技術協力有限公司、国際物流センター、電子商取引監視センター、貿易工業団地、威海経済技術開発区管理委員会を訪問した。さらに、山東省は高齢者対策も進んでいるため、威海市内の大規模な高齢者学習施設を視察した。その後、国内便で同じ山東省内の東阿県に移動した。

最終日、東阿県を代表する施設として阿膠資料館・生産工場を視察訪問し、同日、東阿県と友好都市提携意向書に調印した。

馬県長からは、東阿県が三国志にも登場する曹操、曹植ゆかりの地であり、文化的遺産も数多くあるため、本市との間で文化交流を積極的に進めたいとの提案があった。また、東阿県は、良質な水源地で、曲山温泉と呼ばれる温泉地もあり、観光地としての魅力もPRされた。本市も多くの文化的遺産や犬鳴山温泉があり、お互いの魅力を活かした交流事業を今後展開していくことで意見が一致した。

今回の意向書調印にあたり、威海市、東阿県人民政府並びに関係者の皆様、また、ご同行いただいた辻中市議会議長様には、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

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