現在の場所

令和元年10月28日(月)長崎市対馬市

目的

 泉佐野市と歴史的ご縁で繋がる長崎県対馬市との協定締結に向けた視察

随行

 比田勝市長、桐谷副市長、阿比留教育部長、村瀬文化財課主任

内容  

 今回は、長崎県対馬市との歴史的ご縁で繋がる協定締結に向けた視察を行った。
 本市と対馬市の関係性を紐解くと、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に、佐野の漁民が物資の輸送や鮮魚の供給に活躍したため、対馬における62浦の漁業権を与えられた。そして漁期になると佐野から対馬に渡航し、各浦の納屋場や船上で滞留しながらイワシを獲り、干鰯を製造していた歴史がある。また、対馬の人々は農業を主に営んでおり、漁業が行われていなかったため、漁法等についても佐野の漁民が対馬の人々に伝えたと云われている。
 現存する歴史的遺産としては、旧厳原町の厳原本川最下流に、その昔、たもとにあった廻船問屋佐野屋(佐野の五味氏)が架けた「佐野屋橋」が残っている他、元禄十年(1697)、豪商食野一統の矢倉九右衛門が佐野漁民を弔った墓石などがある。また、対馬では恩義あるものを「孝行」と呼び表すことが多く、漁法の技術伝承者であった佐野漁民を「孝行三郎」として踊りで先祖供養した言い伝えが残っている。
 視察では、佐野漁民がその昔、漁法を伝えたとされる泉地区の浦を訪れ、実際に漁から戻った漁船が、水揚げをしている様子等を見学した。また、対岸に韓国の街並みが見える「異国の見える丘展望台」や「韓国展望所」も視察した。当日は見通しが悪く、韓国の街並みは見えなかったが、展望所の建物を韓国の建築物のような趣きにしたことによって、韓国からの観光客が増加しているとのこと。また、元寇における対馬の戦いを描いた人気漫画、「アンゴルモア 元寇合戦記」とコラボレーションし、漫画の舞台となっている島内にて、同展望台等をポイントにしたスタンプラリーを実施するなど、対馬市の観光の取組を学んだ。
 その後、部分的な改修や拡幅工事は行われているが、現存する佐野屋橋を視察。当時から変わらず、この名称で人々に使われてきたということで、本市とのつながりを感じた。
 視察終了後、比田勝市長、桐谷副市長を表敬訪問した。本市と対馬市との歴史的ご縁を背景に、今後、両市の間において、様々な分野での連携をしていくなどの意見交換を行った。
 今回の視察にあたり、比田勝市長をはじめ、関係職員の皆様には大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。

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