令和元年10月8日(火曜日)~10月10日(木曜日)マレーシア クアラルンプール・ペナン島

目的

MICE施設の視察及び意見交換

随行

藤基都市整備部長、中口秘書課長

応対

在マレーシア日本国大使館:宮川眞喜雄特命全権大使、他

ペナン州政府:Ms. Chong Eng、Ms. Ong Bee Leng  他

マスコミ:The Star on line

SP Setia Bhd:Dato’ Khor Chap Jen(CEO)、Datuk Wong Tuck Wai(COO)  他

内容

りんくうタウンの旧中央グラウンド用地売却に伴い、マレーシアのトップデベロッパーであるSPセティアが事業主となって、泉佐野シティセンターを建設する予定である。当該施設は、大阪府最大級のコンベンションセンターを含むMICE施設を有するもので、日本においてマレーシア企業が手掛ける第一号の開発となる。国際都市宣言を行った本市としては、当該複合施設ができることにより、国際交流やインバウンドの推進をはじめ、海外からの投資の促進、地元雇用の創出、地域に波及する経済効果などが期待できるものと考えている。

こういったことから、関係機関の協力を得ながら、開発がスムーズに進捗することを目的として、訪問したものである。

マレーシアは1980年代からのルックイースト政策により、日本を手本の一つにして発展してきた経過があるため、大変親日的な国である。人口は約3,200万人で、人口構成はマレー系69%、中国系23%、インド系7%の多民族国家である。

マレーシアでは、あまり地震や台風が発生しないとのことで、クアラルンプールでは超高層ビルが建ち並び、高度利用が進んでいる。今もタワークレーンが設置されている工事現場が多々あり、まさに成長の真っ只中という印象を受けた。

私たちは10月8日に関西国際空港を出発し、クアラルンプール空港に到着後、クアラルンプールにて宿泊。

翌9日はスバン空港を出発し、ペナン空港に到着後、SPセティアが自国で手掛けた巨大MICE施設やレジデンスの現地見学や、同社がイギリスやオーストラリア、シンガポールなどの海外で展開した大規模な開発について、模型等を見ながら説明を受けた。その後ペナン州政府議員と面談し、現在のペナン州や本市の状況について意見交換を行った。

翌10日は宮川 在マレーシア日本国特命全権大使と面談し、りんくうタウンでの開発に関する内容説明を行った。今後は必要に応じて協力していただける旨の回答をいただいた。その後、SPセティア本社にて現地マスコミの取材を受けた。本市における当該開発をアピールし、10月19日付のStar社のビジネスニュースにおいて、大きく記事が掲載された。その後、Setiaエコパークを視察した。セティアが開発したひとつの町で、住宅街や学校があり、町並みはとても整備されているようだった。そしてクアラルンプール空港へ向かい、同日関西国際空港へ到着した。

今回の視察にあたり、宮川 在マレーシア日本国大使館特命全権大使並びに関係者の皆様、SP Setiaの方々には、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

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