ほかの人と比べて、同じような土地・家屋を所有しているのに評価額が違うのはなぜですか?
答え
固定資産税は、固定資産評価基準に基づいて評価することとなっていますので、家屋では、建築年や建築に使用している資材、構造、床面積等が全く同じものであれば、建物の所在に関わりなく同じ評価額となります。 したがって、家屋の税額を比較して異なる場合は、以上の何らかの条件が異なっていることが考えられます。 一方、土地は、駅など公共施設との接近、前面道路の幅員等の条件によって評価の基本価格となる路線価が異なり、沿接する道路が同じであっても立地条件(同じ分譲地内であっても角地であったり、進入路により奥まった土地等)や土地の形状等によって、評価基準等による補正適用の違いで評価額が異なります。 なお、評価の比較については、平成15年度から縦覧制度の改正によって、納税者等が一定期間に限り、周辺の他の土地や家屋の評価額を縦覧できることとなっています。