ふわふわ言葉について

更新日:2021年08月31日

【「ふわふわ言葉」について】(過去の学校だより等から抜粋) 例えば、体育の授業中に、「こうしたらうまくいくよ」「ごめんな、うまくいかなくて」「すごいやん」など。こんなことばをかけられるとどんな気持ちになりますか。

私たちは他者とのつながりの中でいろいろな感情をもちます。人は、どんなことばをかけられたときにほっとしたり、安心したり、幸せな気持ちになるでしょうか。

「認められたとき」「人のために役立って感謝してもらったとき」「励ましてもらったとき」「知らない人とうまくつながれたとき」「不安な場面で声をかけてもらったとき」「話を聴いてもらえたとき」「共感してもらえたとき」…、他にも一人ひとりいろいろな場面があると思います。

反対に、怒りがこみあげたり、心を小さくさせられるなど、いやな気持ちになるときはどうでしょう。

「けなされたとき」「からかわれたとき」「無視されたとき」「からだのことなど自分にはどうしようもないことを言われたとき」「ののしられたとき」…等。 北中小学校では前者で使うものを「ふわふわことば」、後者で使うものを「ちくちくことば」と言っています。

特に「ちくちくことば」はトラブルのもとになります。日ごろは少々気にならないことばも、なにかストレスがたまっているときに言われると「ちくちくことば」で返してしまうことがあります。「ちくちく」と「ちくちく」がぶつかれば、どうなるかは容易に想像できます。 「ちくちく」を言わないことはもとより、自分の気持ちと自己主張をきちんと表すような「ふわふわ」の態度や行動も育てたいです。   【ふわふわことばを使う!】 ◇ほめる、みとめる

ナイス! それでいいよ うまいやん あなたは、あなたのままでいいんだよ

◇元気づける、はげます、うながす

がんばろう いっしょにやろう だいじょうぶ

次、がんばろう やればできるやん

こうしたらどう? こんなやりかたもあるよ

◇共感する、共有する

そうなんや なるほどなあ そんな考えもあるなあ

こうしようと思うけど、あなたはどう思う?

◇感謝する

ありがとう たすかるわあ あなたのおかげです

◇素直にあやまる

すみませんでした ごめんなさい 私がわるかったです ふわふわで、心があったかくなると… ◇自信がつく「私って、けっこうできるやん」

◇不安がなくなって安心できる 「こんなんでもいいんや、よかった」

◇お互いに、いいところに気づく 「しらんかったわ、あの子、やるなあ」

◇やる気、勇気がわいてくる

「よーし、やってみるか」

◇落ち着ける 「ほっとできるわ」

◇人のために役立っていると感じる 「なんか、やりがいあるわ」

◇ありのままの自分を出せる 「こんな私でいいんや」

◇自分の本音が言える 「聞いてもらえてすっとしたわ」

◇笑顔になれる 「わくわくするね」

【毎月28日は「ふわの日」】 この日はだれもが「ふわっ」となるように、ふわふわことばを意識します。そして、日ごろの生活をふわふわことばの視点で振り返る日としています。    

【ふわふわ言葉の歌】

今回は、「おはようおじさん」こと水野 喬(みずのたかし)さんが子どもたちのためにつくってくれた「ふわふわことばの歌」を紹介します。やさしいメロディーで、ついつい口ずさんでしまう、あたたかい歌です。

ふわっ ふわっ ふわっ

ふわっ ふわっ ふわっ

ふわふわことばで ふわふわことばで

話そうよ おはよう こんにちは さようなら バイバイ

ありがとう ごめんね いいよいいよ 言ったわたしも 言われたぼくも

こころが ふわっ ふわ

北中小学校は

ふわっ ふわっ ふわっ 二

ふわっ ふわっ ふわっ

ふわっ ふわっ ふわっ

ふわふわことばで ふわふわことばで

話そうよ じょうず すごいよ がんばって ナイス

だいじょうぶ ドンマイ また遊ぼう 言ったわたしも 言われたぼくも

こころが ふわっ ふわ

北中小学校は

ふわっ ふわっ ふわっ  

【ふわりん誕生】 ふわふわことば普及の役目を果たすべく、その名も「ふわりん」が誕生しました。

児童会活動で、2013年度二学期末から子どもたちからデザインを募集し、その中から何人かのアイディアを結集してつくられました。協力してくれたすべての子どもたちに感謝します。ほんとうに、ありがとうございました。

ふわりんは、右手にステッキをもっていて、人のこころから、ふわふわと温かくなることばや行いを引き出してくれます。これから、このふわりんがどんどん登場して、みなさんのこころがあたためられることを願っています。

【ふわりん誕生】 ふわふわことば普及の役目を果たすべく、その名も「ふわりん」が誕生しました。

児童会活動で、2013年度二学期末から子どもたちからデザインを募集し、その中から何人かのアイディアを結集してつくられました。協力してくれたすべての子どもたちに感謝します。ほんとうに、ありがとうございました。

ふわりんは、右手にステッキをもっていて、人のこころから、ふわふわと温かくなることばや行いを引き出してくれます。これから、このふわりんがどんどん登場して、みなさんのこころがあたためられることを願っています。

【ゆるキャラふわりん登場】 2014年9月「北中こどもまつり」で、コーラスグループ「北中オールスターズ」が「ふわふわ言葉のうた」を舞台で歌いました。その時に登場したのが「ゆるキャラふわりん」です。保護者の有志の方が制作してくれたゆるキャラが登場すると子どもたちも大喜びしてくれました。     【文部科学省の冊子で紹介される】 文部科学省初等中等教育局児童生徒課が2014年11月に発行した冊子「いじめの問題に対する取組事例集」の中の「特徴的なプログラム」p61~p65で、北中小学校のセカンドステップとふわふわ言葉の取り組みが紹介されました。

【大阪府から表彰される】 2015年3月26日(木曜日)、大阪府庁本館の大阪府議会議場において、「こころの再生」府民運動@スクール表彰式に於いて、北中小学校の「ふわふわ言葉の取り組み」が認められ表彰されました。 表彰基準は次の3つです。

(1)「こころの再生」府民運動が提唱する「5つのこころ」(「生命を大切にする」「思いやる」「感謝する」「努力する」「ルールやマナーを守る」)を実践する活動であること。

(2)事業内容が独創的であること。

(3)他の小・中学校等の取組みのモデルとなるもの。

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北中小学校の仮署名