男女共同参画ゲストティーチャー
9月21日(水曜日)のフリー授業参観の日に、4年生から6年生で男女共同参画ゲストティーチャーによる授業を行いました。4年生では、「それって・・・ヘン?」という題のワークショップで、フランダースの犬の話を聞いて泣いた男の子について、自分はどう思うか意見を出し合いました。
5年生では、「何でもなれるぞ!女の子・男の子」という題のワークショップで、数年前の泉佐野市内の小学校4~6年生に聞いた、なりたい職業ベスト10の結果から考える授業でした。固定的な性別役割分担意識にとらわれない職業選択の例について紹介していただき、自分の夢について考えました。
6年生では、「伝えてみよう!自分の気持ち」という題のワークショップで、コミュニケーション(対人行動)を大きく3つのパターンに分けてそれぞれのタイプの特徴について考えました。
授業を通して自分の気持ちを相手に伝えることや相手の気持ちを考えることの大切さ、性別にとらわれることなく「自分らしさ」を大切にしながら、お互いが尊重しあえる人間関係作りの大切さについて学びました。
弁護士によるいじめ予防出張授業
同じフリー授業参観の日に、弁護士さんによるいじめ予防出張授業を5・6年生で行いました。弁護士の仕事の内容等について話していただいた後、「誰もが人間らしく幸せに生きる権利」(人権)を奪うことは絶対に許されない「いじめ」について考えました。
子どもたちにロールプレイをしてもらい、「笑っていても心が傷ついていることがある」「相手の気持ちに気づこうとすることが大切」「周りではやし立てることもいじめ」「見ているだけの人もいじめに関わっている場合がある」ということを学びました。
その後、いじめられた人の気持ちを考えるために「心のコップ」のお話をしてもらいました。
「人の気持ちは目に見えないので嫌な気持がどんどんたまっていくと、心の水があふれてしまいます。心の水がいっぱいになりあふれてしまう前に、信頼できるまわりの人に相談しましょう。」
私たちが持っている人権について、しっかり考えることができた一日でした。


更新日:2022年09月26日