1月の日々
2024年!
新年、あけましておめでとうございます!
<変わらないもの・・・>
ただ、大きな変化を求められる中、その変化ばかっりに目を向けるのではなく、変わらないもの・・・変わることおないものにもしっかり目を向け生きていくこと・・・これが大切だと確信します・・・
変化ばかりに目を向けてしまうと、流行を追い求めるばかり、浮足立ってしまいがち・・・それに対して、変わらないもの・・・不易なものをしっかりと見ていると、地に足がつき、ぶれることなくやるべきことにまい進できる・・・
その変わらないもの・・・変わることがないものは一体何か・・・?
それは人間そのもの・・・人間の本質に他ならないように思う・・・
こんな時だからこそ、考えたいですね・・・自分自身を・・・
NEW:1月31日(水曜日)1月最終日・・・
横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で子どもたちの安全確保をしてくださいました・・・
寒さも少しマシになってきたためか、子どもたちの動きは活発に・・・
足ばやに登校する子どもいて、その急な動きに素早く対応してくださる場面も・・・
その意様子を見る限り、この横断歩道の見守りは絶対に必要なことだと感じました・・・
今朝も対向車が少なく、路線バスの運行はスムーズに感じました・・・
余裕があるからと言って、安全に対する配慮が変わることなく、その確認をされる姿はさすがプロという感じ・・・
視野の広さも素晴らしいとは思いますが、その周囲の動きを予知する様子は、経験からくるものなのでしょう・・・
絶対に子どもたちの見えない心理まで読んで、予測くして動きを止める・・・
心の広さまで必要なお仕事・・・大変ですがこれからもよろしくお願いします・・・
<心の風景・・・>
見守られた中、少し天気を気にしながらも元気に登校・・・
今日はノークラブデーということもあり、朝練習も実施されていません・・・
いつも早く登校して来る生徒も、ほぼみんなと同じ時間帯に登校・・・
8時過ぎから一気に増える子どもの数に、小学生も含めて対応するのは大変です・・・
交通安全も含め・・・元気にあいさつを交わす大切な役目も果たしながらなので、登校指導の後には、疲れさえ感じます・・・
ただこれは子どもの安全確保のため・・・朝から見守る姿勢を感じて、元気に一日を過ごしてもらうためには、絶対に必要なこと・・・そう信じてこれからもがんばりたいと思います・・・
如月
明日から二月・・・如月(きさらぎ)です。
梅の花がほころび始め、寒いながらも春の息吹を感じることができる季節になりました・・・
まだまだ学校の桜の木に大きな変化は見えませんが、確実に春は近づいています・・・
如月の由来は様々です・・・
まだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」という説・・・
草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」という言葉からの由来など諸説があります・・・
感染症・花粉症と寒さに対して十分な対策をして春を迎えたいものです・・・
がんばっていきましょう!
小さな勇気・・・
朝の早くから学校内をきれいにしてくれている校務員さんがいます・・・
学級をきれいにし、みんなが登校するまでに清掃、整頓してくれている多くの先生方がいます・・・
その姿をどのような形で、心で捉えることが出来るのか・・・
その姿を想像するだけでも、少しでも感謝の心が芽生えるよう導いていきたい・・・
そのことにより育まれる力が、必ず強い心につながり、人に優しく、自分自身が幸せをつかむことが出来るようになると信じています・・・
自分の心の弱い部分と闘う時に後押ししてくれる・・・そんな詩を紹介します。
小さい勇気こそ・・・
人生の大嵐がやってきたとき それがへっちゃらで乗り越えられるような 大きな勇気もほしいにはほしいが わたしは小さい勇気こそほしい・・・
私の大切な仕事をあとまわしにさせ 忘れさせようとする小さな悪魔が テレビのスリルドラマや漫画にばけて わたしを誘惑するとき
すぐそれらがやっつけられるくらいの 小さい勇気でいいから わたしはそれがほしい
もうあと5分くらい寝ていたっていいじゃないか 今朝は寒いんだよと 温かい寝床の中にひそみこんで わたしにささやきかける小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの 小さい勇気こそほしい・・・
明日があるじゃないか 明日やればいいじゃやないか 今夜はもう寝ろよと 机の下からささやきかける小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの 小さい勇気こそほしい・・・
紙くずが落ちているのを見つけたとき 気がつかなかったというふりをして さっさといっちまえよ かぜひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないかと 呼びかける小さな悪魔を すぐにやっつけてしまえるくらいの 小さい勇気こそ わたしはほしい・・・
どんな苦難も乗り切れる 大きい勇気もほしいにはほしいが 毎日小出しにして使える小さな勇気でもいいから それがわたしはたくさんほしい・・・
それに そういう小さい勇気を軽蔑していては いざというときの 大きい勇気も つかめないのではないだろうか・・・
あなたにはそんな、小さな勇気ありますか?・・・
1月30日(火曜日)
今朝は小学校の先生と、駐在所のお巡りさんが、お二人で対応してくださいました・・・
静かな朝だったので、特に時間の早いうちは、お巡りさんや先生と子どもたちのあいさつや会話が、聞こえてきました・・・
本当に微笑ましい会話・・・そのやり取りに、少し身体につらさはありましたが、心が穏やかになり、元気な自分に変化していく気がしました・・・
やっぱり言葉って大事ですね・・・周囲に存在し、生物が生きていく上で必要不可欠な「空気」みたいなもの・・・
大切に使いたいものです・・・
路線バスも、昨日同様定時に到着・出発・・・
対向する車も、路線バスの優先道路・・・そんな対応をしてくれています・・・
お互いが通過するときの「ありがとう!」という意味の合図・・・見ていても心が通じ合い、気持ちのいいものですね・・・
我々も特に、路線バスは大きくて、危険を感じるからではなく、そんな対応をしてくださる運転手さんとのやり取りを求めて、進んで動いているのに気づきます・・・
言動を善意で解釈し、受け取る大切さを感じます・・・
<四季の自然とともに>
先日来続いた寒さにも耐え、朝、この様なきれいな花を咲かせています・・・
花言葉通り「優美な・・・」「艶やかな・・・」そのものの姿に感じました・・・
例年よりも早い開花・・・梅に続いて、桜も例年よりも早く開花するにでは?・・・・そんな予報が出ています・・・
特に3年生の進路が決定・・・もしくはすべてチャレンジが終わったころには花を咲かせるのではないでしょうか・・・
着々と力をつけ、積み重ねてきた3年生にとって、その花が開き咲くのはもうすぐです・・・
もう少しのしんぼう・・・がんばっていきましょう!・・・
一心に咲く花を見て感じてほしい・・・
特に今、3年生は気持ちの焦りから、いろんなものに目が行きがち・・・
その気持ちも十分に理解できますが、今もっと大切なもの・・・
それは目の前の「一事」に集中すること・・・
広く浅くではなく、今目の前の事に全力で打ち込むこと・・・
まさに「一時一事」・・・
その積み重ねが成果を生み出します・・・がんばれ!
面接練習・・・
本日一時間目に、前回行われた面接練習時に体調不良等でできなかった仲間の面接練習をしました・・・
少し緊張した面持ちで校長室へ・・・この三年間の関りでも深く、普段は気をつかわないような会話もする人でも、そこはこちらの様子をうかがって、本当の面接試験のような雰囲気を作ってくれました・・・
こちらも事前にその人柄、性格を把握して臨んでいるので、ついついその空気を出してしまうのですが、本番間近に迫った意識の高さで、みんなの方が立て直してくれているような時間になりました・・・
まだ本番まで、少し時間があります・・・もう一度練習したいなら先生に申し出て伝えてや・・・そんなことを最後に伝え面接練習を終わりました・・・
前回も伝えましたが、この面接練習は卒業していく3年生が、この三年間頑張ってきたことへの労いの言葉をかける・・・そう言った大きな意味があるように考えています・・・
一人残さず、声かけしていきたい・・・今はそんな気持ちです・・・
今を生き切るために・・・
不安をかき立てる様々な出来事・・・その情報に囲まれている時代・・・ロシアのウクライナ侵攻に始まった戦争の行方は・・・中東でのパレスチナとイスラエルの紛争・・・まだまだ広がりを見せているその状態に、不安さえ感じます・・・
また今年初日に起きた能登半島地震の惨状・・・まだまだこれからどうなるのか?・・・その復興への足掛かりさえ見えない状況に、三十年以内に70%の確率で起きると言われている、南海トラフ大地震への不安が大きくなってきます・・・
また地球温暖化による天候による自然災害・・・巨大台風の襲来などへの不安・・また世界的な燃料や食糧不足、物価の高騰、人手不足による物流の停滞など・・・その私たちに与える影響の大きさには違いがあれども、不安な・・・不確実な時代に生きていることを再確認します・・・
もちろん古き時代にも、不安を持っていた・・・間違いなく生活に直結し、命にかかわるような不安の中、生活していたと思います・・・生活に密着したような身近な問題として存在していたはずです…天災による衣食住の不安や戦乱への恐れ…疫病流行による生命維持への不安・・・
今を生きる私たちは、世界の遠い場所で起きた出来事が、まわりまわって私たちの暮らしに影を落としかねない時代に生きています・・・その上、出来事に関する情報がそのまま映像を交えて伝えられ、その出来事に関する専門家のおびただしい・・・何が正しくて、何が間違っているのかさえ分からない情報が溢れかえっています・・・その中で、不確実な時代に生きている自覚が増幅し、先が見えない・・・強い不安を抱き、心をすり減らしてしまっている多くの人が出ています・・・
この各地で起きる争いや大地震への不安・・・温暖化による自然災害などに無関心でいることはできません・・・関心を持って見守る必要があり、場合によっては声をあげる必要もあります・・・
でも、必要以上に心配する必要はないのでは?・・・悲観するべきでもないのでは?・・・自分たちの力で、できることは限られています・・・自分の力の届かない問題に、心を痛め不安な中で生活を続けることは、とてももったいないこと・・・これこそ「心の無駄遣い」になってしまいます・・・
その気持ちは理解しがらも、今、自分たちができること・・・自分たちが手の届くことに注力すること・・・目の前の事に、全力で立ち向かうことが今、大事!・・・心配事の先取りは不要・・・今なすべきことを実践し続けること・・・今日一日を生き切ること!・・・が大事になってくるように感じます・・・
その中で3年生は進路決定・・・受験という大きな・・・先を見通せない不安な中、日々をすごしています・・・だからこそ、今、目の前にある課題に全力投球し、その壁を一つひとつ乗り越えていく・・・その中で、まだ見ぬ高みが見え隠れし、目の前に表れる瞬間がきっときます・・・やり抜くこと・・・生き切ること・・・がんばりましょう!
1月29日(月曜日)
今朝も横断歩道には、駐在所のお巡りさんと月曜日なので、民生委員さんがみんなの安全を確保してくださっていました・・・
吐く息が白く見えるようなこの寒さの中、長時間、集中して立ち番を・・・
お仕事だからではなく、人としてその心配りに、感謝しなければいけませんね・・・
この毎日の中に、知らない間に・・・目には見えない強いつながりがあるように感じます・・・
感謝!
以前なら、月曜日は駅へと向かう路線バスにとっては対向する車が多く、到着時間が遅れ気味だったように感じますが、最近はみなさんのご協力のお陰で、そんな場面も少なくなりました・・・
本当にゆっくりとした速度で、安全に運行されています・・・その様子が、子どもたちの安心にもつながり、地域全体・・・学校も含めた安定にもつながっているように感じます・・・
なかなか数値で評価できるものではないですが、その感覚としてこの地域の変化・成長を感じ、ひとり嬉しく思っています・・・感謝!
<心の風景・・・>
今朝も、まち美化清掃隊のお二人の方が来校・・・寒さの中、作業に取り掛かってくださいました・・・
日が差してきて、太陽光線が校門付近にもあたるようになってきたので、「お日様が当たると、今日はちょっとましやなぁ~」・・・と元気に声かけし、作業をし始めてくださいました・・・
朝から校門付近には、タバコの吸い殻やお菓子のゴミが捨てられていたのですが、その辺りもすべて回収・・・
ここから約一時間半・・・この学校付近の清掃活動をしてくださいます・・・
その辺りにも心配り・・・感謝したいですね・・・自分の成長のために・・・
<生徒集会の様子・・・>
久しぶりの生徒集会を、体育館で行いました・・・
この二週間は、先々週のインフルエンザによる学年閉鎖や、体調不良者が多く出たため、放送集会を行っていました・・・そのため久しぶりの全校生徒・・・体育館に全員集合・・・渡すことができなかった、表彰状の伝達式を終えた後、生徒会役員の代表者の司会・・・あいさつに始まり、集会が進行されました・・・
あと一か月余りになった3年生の中学校生活・・・がんばってください!・・・と後輩にあたる生徒会役員の仲間から話を受けて、その実感が少し強くなったのでは?・・・そんな様子が3年生から感じました・・・
今週一週間・・・がんばっていきましょう!・・・と力強く締めくくってくれていました・・・
<生徒集会では・・・>
生徒指導主事の先生からは、私と同じ3年生に対して、今のアンバランスさの中でも、この3年生を見て安心しているがんばってほしい・・・まずはその話がありました・・・
次に1,2年生に対して、学校の中心になっていくのに必要なこと・・・行動が伴っていなければ・・・何の説得力もない・・・そんな先輩にはなってほしくない・・・
これから生活の中で大切に考えなくてはならないことを、今一度伝えてくださいました・・・
一年生の先生からのお話がありました・・・
話を聴くことの大切さについて・・・もちろんその中の言葉から、その内容や考え方を知ることができる・・・その上その話をしている人の姿を見たり、その声色や、ボリュームを感じることによって、その話をしている相手のことを想像して聞く・・・その中でまた違った深い意味を感じることができる・・・
これから新しいステージに向かう3年生も、この春からのことはきっと不安でしょう・・・その時大事なのは、まずその中で話を聴くことから始めてみては・・・これからもあらゆる場面でいろんな人から話を聞いて、自分の経験値をあげてほしい・・・そんな話をしてくださいました・・・
<心の風景・・・>
最後に各学年の先生方から教室へ戻る前に、各学年に話をされていました・・・
特に3年生の先生からは、この集会の話を受けて、この苦しい時こそつながりを・・・そのつながりこそ、一番強いつながりに成長していく・・・まさに絆を深める・・・そんな話をしてくださいました・・・
前で話をしていても、この3年生の話を聴く様子については、すばらしいものを感じます・・・これは普段の生活から身につけられた、集団の力であり、個人個人の力でもあります・・・
今だからできること・・・今しかできないことも重なり、この3年生はさらに急成長している様子・・・周囲に心を配ることは当然ながら、この大変な時だからこそ、視線をあげて、周囲を見て考える・・・心をくみ上げている様子さえ伝わってきます・・・
絆・・・字の如く糸を半分に切って、強く結びつける・・・その上で、その上から涙(水分)を注ぐことにより、より強固な結びつきが生まれる・・・
その涙(水分)を表すために、絆の糸へんの隣の「半」の字が、涙を流すような「絆」になっているように思いますが・・・
短時間ではありましたが、今までのつながり・・・時間を積み重ねた深い関係性の見えるお話でした・・・
1月28日(日曜日)
1月27日(土曜日)土曜授業
今日は土曜日・・・路線バスのダイヤがいつもと違います・・・
子どもたちが登校する時間帯に、路線バスが学校前近くで対向することになっていました・・・
普段のダイヤなら、学校前での対向は全くありませんが、この大型の車体がこの狭い道路でのすれ違い・・・
大変運転手さんには申し訳ないですが、危険を越えて、子どもたちから見て恐怖を感じたのではないかと思います・・・
何か対策を・・・そんな声をあげてきたのですが・・・
普段の土曜日ならこの時間帯は閑散とした地域ですが、約1300人の子どもたちが二つの学校へ登校・・・その対応は本当に大変です・・・
小学校側の横断道路は死角になる部分が多く、どれだけこの写真のように、毎日対応してくださる駐在所のお巡りさんの存在が大きいことか・・・
そのお姿を見て、何か対応策を考えるべきだと思うのですが・・・
周辺地域の方々・・・バイクで通過する大学生のみなさん・・・ご協力をお願いします・・・
<心の風景・・・>
今日は土曜日・・・子どもたちの動きは普段と変わりませんが、地域社会の動きが違うため?・・・いつも学校周辺を飛び交うカラスの姿が今朝はありませんでした・・・
特に小学校の道路側の木々に多く群がり、鳴いているカラスの姿が今朝はありませんでした・・・
そうなると、少し小さな鳥たちが多くやってきます・・・
学校前の電線に羽を休める鳩が二羽・・・ゆっくりくつろいでいる様子が見られました・・・
カラスに警戒するでもなく、上空から人間の動き、声に聞き耳を立てて、何を感じているのでしょうか・・・
せわしなく動く人間たちを・・・ましてや今日は土曜日・・・そんな土曜日まで・・・
入試に挑む仲間もいる中・・・中体連主催の大会に挑むクラブの仲間もいる中・・・外部の活動で出席できない仲間もいる中、半ば強引に進める、この土曜授業に参加しながらも、やるせない思いを醸し出し、背中を丸めて黙って登校する生徒たちを見て、何を感じているのか・・・
いつもと違う上空での鳥たちの様子から、考えてしまいました・・・
<何か対策はないものか?・・・>
おはよう!・・・と声をかけながら、毎朝子どもたちを迎え入れますが、今日は3年生の一部の生徒たちが入試に向かう日・・・登校する生徒も少なめ・・・いつも元気にあいさつしながら、校門を通過する子どもが、今日は入試にチャレンジ・・・
泉佐野以外の中学校は、当然お休みなので、中体連主催の地区大会を行うクラブもあり、その参加すら気をつかっていかなければならない・・・
外部でいろんな活動をしている子どもたちも、当然のことながら活動を優先・・・多くの欠席者を出しながらのこの土曜授業に、どのような効果を求めていけばいいのか?・・・
学校としても、その意義を見出しにくく、その運営すら、ぎりぎりの状態です・・・
この状態について悩み苦しく感じている・・・これが本当の学校の状態です・・・
今、生き方を考える・・・
人間から何をとったら人間でなくなるのか・・・?
そんな質問をされたとき、自分なら何と答えるのだろう?・・・あなたなら何と答えますか?・・・
生き方を考える上では、その答えは「心(こころ)」・・・
何度も紹介しました、坂村真民さんの詩の中に「こころ」と題する詩があります・・・
こころを持って生まれてきた・・・これほど尊いものがあろうか・・・
そしてこころを悪く使う・・・これほど相すまぬことがあろうか・・・
人間は生まれながらに心を備えている・・・こんなに尊いことはない・・・
まさにその通り・・・心がなければ、うれしい…楽しい…幸せだ…といった感情は一切なくなってしまう・・・
人間は、こんなに素晴らしいものを生まれ持って、与えられている・・・
ところが、その心を悪く使うことがある・・・それは絶対あってはならないこと・・・詩は続く・・・
一番大事なことは、このこころに花を咲かせること・・・小さい花でもいい・・・
自分の花を咲かせて、仏さまの前に持っていくことだ・・・
そんな大切な心を、どのように使うのかはすべて自分次第・・・
何も使わずに放っておいたら、まちがいなく自然界と同じ雑草が生える・・・そんな雑草を抜き取り、きれいにするかどうかも、すべて自分次第・・・
また、心は使えば使うほど成長する・・・それは良い方向に進む心であれ、悪い方向に進む心であれ、使えば使うほど増幅し成長していくもの・・・このコントロールもすべて自分次第・・・
心・生き方は自分自身が創っていくもの・・・そんなことを考えてしまいますね・・・
1月26日(金曜日)全学年テスト最終日
今朝も、この寒さの中、横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で、みんなの安全を確保してくださいました・・・
誰もが暖かいところでゆっくりしたい・・・と思うこの様な日に、この時間から・・・お一人で・・・
その心の内を聞いてみたい・・・そんな気持ちにさえなります・・・
その心にある強い思い・・・使命感・・・お仕事だからとはいえ、その行動には素直に感謝しなければいけませんね・・・
ありがとうございます!・・
早い時間帯の路線バスに対向する車は確かに少なくなりました・・・
ただ、8時を少し過ぎた時間くらいから、学校前道路の駅方面に向かう車の量が増える場面があります・・・
その時間帯にやって来る路線バスは、今まで通りの大変厳しい運転を強いられています・・・
丁度その時間帯は、中学生の登校も増える時間帯・・・
生活道路なだけに難しいのは十分わかっていますが、その時間帯が気になります・・・
ご理解いただければ有り難く思います・・・
<今、すべてに感謝!・・・>
被災地の状況が分かってくるたびに心が痛みます・・・
みんなと同じ中学生が、どのような生活をしているのか?・・・
また同じ中学生・・・受験生ももちろんいます・・・どの様な受験を迎えようとしているのか?・・・
生活自体がままならない中、勉強をすることに罪悪感を感じる・・・そんな報道もありましたが、どれだけの状況が、現地にはまだ残っているのか・・・想像を超えたその大変さが伝わってきます・・・
もちろん大阪・・・この泉佐野に住む我々も、考え方によっては忙しく、生きづらい世の中を生きています・・・
苦しく、つらさを感じている人も多くいると思います・・・
でも、それは少なくとも、命がかかっている・・・そう言うわけではないですよね・・・
生きるため・・・生き伸びるためにやるべきことが、まだ現地にはあるということを、難しいですが想像しなければなりません・・・
そう考えると・・・明日からの本格的にスタートする所謂「受験」に対して、苦しいばかりのイメージで向かっていくことが果たしていいのかどうか?・・・
受験できること・・・真正面から挑めることの幸せも、考え方・捉え方によっては持たなくてはならないのではないか?・・・そんな風に思います・・・
そんなことが素直に思えたなら、その心の力が今の心に安定をもたらし、今持つ以上の力を導き出してくれる・・・そう思うのですが・・・
何かを信じて挑む・・・そこで生み出された気持ちの安定が、安定した足場・土台となり、力強く押し返す力にもなります・・・
そう考えると、今までの自分を信じて・・・周囲で支えてくださっている方々の思いに感謝して、できる限りの準備をして明日からの壁に挑むこと・・・それが今、一番大事なこと・・・そう思っています・・・
兆しをつかむ・・・
今日のテスト風景・・・
集中した・・・何とか食らいつこうとしている、その様子が見てとれます・・・
前向きに・・・前のめりに・・・その積極的な姿勢こそ、その気持ちの表れ・・・
「姿勢」とは、「姿」に「勢」いを感じること・・・字の如くそう言った意味があると思います・・・姿勢という言葉自体に、「積極的に挑む」という意味が含まれているということ・・・
三年生のフロアーを見て回ると、「ONE TEAM」になって挑む・・・その雰囲気を強く感じます・・・
誰もがみな、その「姿勢」を見せている・・・
これも今まで三年間、先生方と協力して取り組みを続けてきたお陰・・・
普段の授業・学校生活・クラブ活動・各行事に、逃げずに取り組んできた成果そのもの・・・そう見えてきます・・・
「兆」しが見えてきた時、手でつかみ「挑」むのか?・・・道をつけて「逃」げてしまうのか・・・これが勝負・・・
さあ、あと一歩・・・がんばってください!
3年生にとって、さみしい話にはなりますが・・・
昨日1/25(木曜日)に、現小学校6年生の保護者の方々に向けての「入学説明会」を開催しました…
科学技術の進歩で何もかもが、メール配信・ホームページ更新で十分伝わるのではないかと言う意見のある中ですが「大切なスタート」を切る第一歩・・・
そう考えると、その内容は言葉で伝えたい・・・そんな思いで実施しました・・・いろんなご意見は承知の上で・・・そんなお話をさせていただき、ご理解いただきました・・・
そんな中でも、参加していただいた保護者の方々は140名ほど・・・
入学予定者が170名ほどと考えている中、この出席率に驚き・・・中学校に寄せられる期待の大きさを痛感しました・・・身の引き締まる思いです・・・
「入学説明会」と聞くと、3年生にとっては本当にさみしい話ですが、学校はすでに来年度に向かって歩みを進めています・・・
卒業式もまだ迎えぬまま、次年度に向かってスタート切る・・・この入学説明会にはそんな意味があります・・・
ただ、特に3年生の先生方の思いは、そんな簡単に割り切れるものではありません・・・
そんな思いをしっかりと受け止め、残り30日余りになりましたが、一日一日しっかりと生活してください!
1月25日(木曜日)
3年生学年末テスト二日目・1,2年生復習テスト一日目
今朝も横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で立ち番・・・子どもたちの安全確保をしてくださっていました・・・
遠めに見て、視線が合ったときに一礼・・・その毎朝の行為だけで、すべてが伝わる感じがします・・・
時間をかけて、この三年間続けてきたことの意味が、その一礼にすべて込められている・・・
それだけでも、やり続けたことの意味があるのではと今、感じています・・・ありがとうございました・・・
路線バスの運転手さんは、毎日のように変わっていますが、その運転に・・・その運転しながらこちらへの反応に、そのお人柄が出ているように見えてきました・・・
中には、全く反応さえしない運転手さんもおられますが、大半の運転手さんは、片手をあげて合図を・・・その中には、いつもご苦労様です・・・そんな意味が含まれているようにも感じています・・・
路線バスの運転手さんだけでなく、毎朝通過する車の中からも同じようなやり取りがあり、この立ち番の深みを、今感じています・・・ありがとうございました・・・
<心の風景・・・>
今朝は、この寒い中、まち美化清掃隊のお二人の方が来校され、いつも通りに清掃活動を始めていただきました・・・
「昨日からえらい冷え込むなぁ~寒さ対策して、がんばってくるわ!」・・・そんな声掛けをしていただき、出向かれました・・・
確かに、この寒さ・・・太陽光線があたっている間は、風も止み、少し暖かさを感じる場面もありますが、かげるとこれが寒い寒い・・・昨日より今朝の方がより気温が低く感じました・・・
そんな中でもいつも通り・・・我々も子どもたちを出迎える以上は、自分の感覚・私情は出せないと考え、できるだけいつも通りにふるまっていますが、この寒さ・・・自然と身体が反応してしまいます・・・
ただやはり経験の質なのか・・・清掃隊のお二人はそんな素振りさえ見せずにいつも通り、淡々と作業を進められていきました・・・そのプロ意識・・・素晴らしく感じ、これから自分も、そんな姿を見せることができる存在になりたいと感じました・・・
今日のテスト風景・・・
学校全体が集中したテストの空気になっています・・・
物音と言えば、閉めた窓から漏れ入る風の音と、テストに向かう鉛筆の走る音のみ・・・
ただ、さすがに3年生のフロアーの空気には違いを感じます・・・これは、その空気を受ける側の捉えにもよるのだとは思いますが・・・
あとは納得のいくテストの結果をこちら側としては祈るのみ・・・
明日、あと一日・・・がんばってください・・・
1月24日(水曜日):3年生学年末テスト一日目
この極寒の中、横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で、子どもたちの安全を見守ってくださいました・・・
この状況であっても、元気に対応・・・確実に安全を確保してくださっていました・・・
誰もが視野の狭くなってしまう中、そんな素振りも一切見せずに、的確に対応・・・本当に頭が下がりました・・・
そんな姿を・・・その心意気を子どもたちにも感じてほしい気がします・・・
ありがとうございました・・・
時間通りに、すべての路線バスは到着していました・・・対向車も少なく、子どもたちも安全に登校しているので、この寒さの中でしたが、いつも通りの運行でした・・・
当たり前のことだとは思いますが、その当たり前が難しくなってきた今・・・それが有り難いと素直に思えるように心を鍛えていきたい・・・
この寒さの中、立ち番しながら、自分を奮い立たせるように、できる限り周囲の状況を見ながら、いろんなことを考えていました・・・
すべてに感謝!
<心の風景・・・>
いよいよ最後のテストが始まりました・・・その直後には、和歌山県の私立高校入学試験も控え、一呼吸もおけない状態の人もいますが、何か感じ、考えてしまうところもあるのではないでしょうか?・・・
確かに辛く苦しい思い出が大半だとは思いますが、みんなとがんばった教室の雰囲気・・・監督の各先生方の姿など・・・もうこれで最後・・・何か思うところもあるのでは?・・・
ただ、そうは言ってはおれない現実もあります・・・
みんながみんな力を着実につけているところも分かります・・・そのみんななら、その時は必ず来ます・・・
それを信じて、今は「しんぼう」あるのみ・・・やり切ってください!・・・
<心の風景・・・>
本日1,2年生は普通授業・・・3年生は学年末テストと・・・
まったく違った内容で学校に時間は流れていきましたが、普通学校でよくある違和感は全くなし・・・
3年生は3年生で集中し、よくがんばっていましたが、1,2年生はその3年生の今をよく理解し、協力してくれていたと思います・・・
授業中も、心配った空気が流れていました・・・このあたりが日根野中学校の強みそのものだと感じました・・・
その心配りができる力・・・周囲を見る力・・・相手の心をくみ取る力・・・その気づきを行動にかえる力・・・これが人間的な成長だということですね・・・
我々大人でもできていないことが多く感じる今ですが、中学生期間にこんなことを自分で感じ、考え行動に移そうという機会があるだけでもすばらしい・・・
これがみんなから見れば最初は窮屈に感じるのだとは思いますが、これから社会の中で生きていく上で、絶対に身につけておいた方がよい力・・・これからさらに求められてくる力だと思います・・・
これらは何もルールや規則を守るというのではなく、人として自ら判断しての行動・・・人とつながり、社会の中で有意義な生活をしていくためには、当然のごとく身につけておきたい力・・・
明日・明後日は全校でテストが行われます・・・また違った空気に学校全体が包み込まれますが、みんなが、その中で安心してテスト受験できるよう、更に心がけていきましょう!・・・
人生の意義・目的とは?・・・
今3年生の肩肘張って勉強に取り組む姿を見て・・・その素晴らしさを評価しながらも、いろんなことを考えてしまう・・・
所謂、いい高校・・・いい大学を目指して、将来安定した仕事に就きたい・・・人に使われたくないから、自分の会社を起こしたい・・・そんな夢を、面接練習の中で語る人も多くいました・・・
果たして人生の目的とは・・・意義とは・・・
何を為すことができるのか・・・どんなその場面場面で結果を残すことができるのか?・・・これが人生の目的・意義だと考えている人は、きっと今述べた将来の夢を描いている人でしょう・・・
果たして人生の目的・意義はそんなことなのか?・・・この年齢になって余計に考えてしまいます・・・
その夢を持ち、その目的を果たそうとすること、そのものに・・・
その努力を積み重ねる過程にこそ、意義があるのではないか・・・そんな風に考えてしまうのですが・・・どうでしょうか?
今、目の前に迫る進路決定に向けての姿は、素晴らしく、誇らしくも感じますが、その目の前の物事に振り回されるばかりでなく、もっと先の人生をも視野に入れた、考え方を持つべきなのではないかと考えてしまいます・・・
周囲が見えなくなってしまっている、今の自分?・・・不安ではないですか?・・・もっと視野を広く持ち、周囲が見えてきてこそ分かる物事も、必ず出てきます・・・その改めての理解が、今、目の前のことに集中できるきっかけにもなるのではないでしょうか?
1月23日(火曜日)
この寒さの中、いつも通り横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で、みんなの交通安全を見守ってくださいました・・・
正直今日は寒かったです・・・自分の体調を維持するだけでの精一杯の中、集中力を切らさずにその務めを果たすだけでも至難の業・・・
その強いお気持ちを感じるだけでも、頭が下がります・・・
本当にありがとうございます・・・
特に対向車が多いのでもなく、雨が降って、歩行者が傘を広げて道が狭く感じているのでもないですが、路線バスの運行は少し遅れ目に・・・
人間の動き自体が、気温によって大きく左右されるのは、各自が体験して分かるところ・・・
暑いは暑いで影響はありますが、この気温の中だと知らない間に動きが遅くなってしまっているのに気づきます・・・
その影響を見込んでの行動の早さ・・・仕掛けの早さが求められます・・・
<心の風景・・・>
この寒さの影響を受けているのは分かりますが、全体的に登校が遅い・・・
体調不良等、何か不具合があるのなら仕方がないことではありますが、時間に合わして自分の行動を起こすことができないのは、自分の弱さ・・・と、まず理解しなければなりません・・・
時間は目には見えないものですが、生きている時間が有限な生き物・・・私たち人間にとっても、何よりも大事にしなければならないものだと思います・・・
時間は決して止まることはありません・・・自然に・・・一定のスピードで流れていきます・・・そのスピードの合わせて行動する中で、如何に有効にその平等に与えられた時間を利用し、成果を収めていけるのかが勝負なのではないですか?
まず朝遅れてくることは論外ですが、自分の考えに合わせて行動する中で、余裕を持って準備する時間を確保するための、時間設定を意識しなければならないと思います・・・
時間はお金で買ってでも・・・その発想は、車で移動する場合、高速道路を通行料金を払ってでも利用するのと同じ・・・
明日から3年生が学年末テスト・・・1・2年生は明後日から復習テストになります・・・
自分の目標を立てて、その目標を実現していくためには、その前の心構えをする・・・覚悟を決める時間が必要・・・
少し意識した、時間の遣い方を考えてみてはどうでしょうか?・・・
<凡事徹底・・・>
校舎内を見て回る中で、2学期から特に大きな変化をしているのは、廊下、階段の清掃状態・・・
この写真のように、階段の、あのまとわりついたようなホコリや髪の毛が一切なくなりました・・・
これも誰かが手を加え、この状態を維持してくださっているから・・・その姿を想像できていますか・・・
確かに、今の3年生を中心に、この三年間で清掃に対する意識は変わってきました・・・
これだけ新しくきれいな校舎なのに、なぜこれだけ清掃が行き届いていないのだろう?・・・自分がこの学校に赴任した当時、正直感じていました・・・
そのために声かけし、自らも階段のそうじを空いている時間に行ったりして、その姿をあえて見せていましたが、なかなか改善されませんでした・・・
赴任して二年目から、全体清掃に切り替え、特に今の3年生が協力的に動いてくれたおかげで、かなり校舎内がきれいになっていったことを覚えています・・・
今、スクールサポートスタッフの先生が、毎日のようにお一人で、校舎全体の清掃をしてくださっているお陰で、この状態が維持されています・・・
その姿を想像し、今自分たちも何かするべきことはないかと考え、行動してほしい・・・そう思っています・・・
感謝!
1月22日(月曜日)
今朝は民生委員さんも加わり、お巡りさんと横断歩道で子どもたちの安全確保をしてくださいました・・・
冷え込みはそんなに厳しくないですが、月曜日・・・少し家を出にくかった子どもも多かったのでは?・・・
そんなふさぎ気味な顔をした子どもたちに明るく、元気に「おはようございます!」・・・
子どもたちの顔が、パッと上がる瞬間を何度も見ました・・・声かけ・・・あいさつの効用・・・
支えられている・・・心の奥底で安心感を覚える様子が見てとれました・・・
月曜日の朝・・・駅へと向かう車が多くなってしまい、路線バスもいつもよりは時間のかかった様子・・・
対向車の運転手さんの配慮もあり、以前に比べてかなり運行に支障はないように感じますが、それでも、子どもたちの安全を確保するため、路線バスの運転手さんの特別の心配りは続きます・・・
子どもたちもその心に気づいているのか・・・少し急いだり、逆に立ち止まったりして、運行に協力できる様子も見られます・・・
地域の安全の一番根底にある「心通う」様子が、朝の光景にもあります・・・
<心の風景・・・>
まち美化清掃隊のお二人の方が来校・・・今朝も作業してくださいました・・・
そんなにさむくないなぁ~・・・そんな明るく元気な声かけのもと作業を開始・・・
枯草の処理も一段落しましたが、ポイ捨てのゴミなどもきれいに回収しながら、校区、山手の方向へ作業しながら歩いて行かれました・・・
明日からの寒波に備えて、いろんな対策をしながら作業をしてくださいますが、そんな姿に目がいく・・・気づく・・・心が向かう・・・何かを感じ・考える・・・
何かに向かう真剣な人の姿から、自分の心の成長につながる素直な反応を見逃さない・・・その繰り返しが、人としての心の幅を広げ、人としての深みを増していく成長へとつながっていく・・・
そんな多くの場面が、朝から学校やその付近には多く存在している・・・
有り難いことですね・・・
覚悟・・・
2年生が多く朝練習に参加・・・これからまだまだ寒い日が続きますが、その条件に打ち勝って、続けてほしいと思います・・・
今、世の中ではいろんなことが起きて、心揺れる・・・不安を感じる人も多くいるのは想像できますが、それなら今、自分は・・・その発想の転換が何よりも大事・・・何度も繰り返しになりますが、思いを馳せるだけではだめ・・・考える前に行動していかなければならない・・・その考えも大事になってきます・・・
先ずは直観でもいい・・・何か感じることがあるなら、先ずは動いてみる・・・その先で・・・途中で考え行動を選択していく・・・そんな力が大切になってきます・・・
結果だけを見ている人は、こんな朝練習の様なつらいことは続かないでしょう・・・
その過程にこそ何かがあると信じている人・・・そこに価値があると感じている人の姿だと思います・・・
応援していきます・・・がんばってください!
放送による全校集会・・・
本日も、インフルエンザ感染拡大防止の観点から、全校集会を放送集会の形で行いました・・・
生徒会役員の司会進行で、先ずは役員代表のあいさつ・・・
先日の阪神淡路大震災から29年の日・・・今年元日に起きてしまった能登半島地震のことについて話をしてくれました・・・
私たちが今すべきこと・・・何ができるのかを考え、行動に移していこうという心構えが伝わるお話でした・・・
その後私が話をしました・・・
みんなが始業式の時に全校で行った黙とう・・・いろんな会議や練習会の中でも、その団体ごとに今回の亡くなれらた方々へ・・・被災地のあの惨状に想いを馳せる時間として「黙とう」が行われています・・・
「黙とう」の意味は?・・・と考えた場合、その亡くなられた方々へ、少しでも安らかに・・・と言う祈り・・・今できることは何かを考えるなど、黙とうをする側の気持ちを整理する時間になっているのではないかと感じる・・・そんな話をしました・・・
また、1月21日、昨日も男子の部が行われたのですが、先週1月14日の日曜日に京都で行われた、全国都道府県対抗女子駅伝競走大会の中であった、印象的なことについて話しました・・・その第一区・・・常に先頭を走り、区間賞に輝いた選手のこと・・・石川県代表の選手・・・確かに世界陸上にも参加するような、実力のある選手ではあるのですが、今回の駅伝にかける思い・・・少しでも自分の地元、被災地の方々へエールを送る気持ちで走ったというインタビュー・・・それを聞いて、感動、感激、涙した人も多かったのでは・・・そんな話をしました・・・
またその中で、沿道の声援について・・・石川がんばれ!石川がんばれ!・・・の声援が途切れなかった・・・その声援に後押しされ、感動しながら最後までがんばることができたとの話・・・
明日、3年生は大阪私立高等学校の出願の日・・・もちろん、みんなのがんばりが一番大きなことなのは、十分わかっていますが、そのがんばりを支える、家族や先生方の姿・・・意識できていますか・・・心から、この石川県の選手に対しての声援のような・・・周囲の人から暖かい声かけをしてもらえる・・・そんな人に、自分になっていますか・・・応援してもらえる人・・・支えられているということを感じ取ることができる人になっていますか?・・・そんな話をして、各自考えてみるべきなのでは?・・・そんな話をしました・・・
最後に、元日より放送されている「携帯電話会社」のコマーシャルについてのお話・・・
できる、できない・・・なれる、なれない…そりゃ全部が全部叶わない・・・
誰でもそうさ、彼でもそうさ・・・でもやろうとするのが大事・・・
今何がやりたいの・・・今何になりたいの・・・
予定通りにいかなくたって、確かに前に進んでいる・・・
踏み出せばそれが道・・・飛び出せば、そこが夢・・・
汗かけばきっと輝く・・・なりたかった自分が待っている・・・
これらを紹介し、今の3年生の現状について理解を示しながらも、今やるべきこと・・・まずはやってみることの大事さ・・・やって進んでいく中で、何かを考え解決へと導かれていくのでは・・・
全体に結果ばかり見ている人・・・考えてしまっている人は、その大事な一歩が踏み出せない・・・
その過程にこそ、価値があり、意味があると信じている人は、その大事な一歩を踏み出す勇気が持てるのでは・・・
今までの自分を信じてがんばってください・・・そんな話で締めくくりました・・・
3年生の音楽の授業での一コマ・・・
NHKで過去放映された「18祭」の鑑賞・・・
「正解」・・・
あぁ 答えがある問ばかりを 教わってきたよ
そのせいだろうか 僕たちが知りたかったのは
いつも正解など大人も知らない
喜びが溢れて止まらない 夜の眠り方 悔しさで滲んだ心の傷の治し方
傷ついた友の励まし方・・・
あぁ 答えがある問ばかりを 教わってきたよ
だけど明日からは僕だけの正解 をいざ探しに行くんだ
また逢う日まで
人気バンドRADWIMPSの「正解」という曲の歌詞の一部です。
この歌詞の意味がこれからの時代の生き方を象徴していると思い取り上げました。
これからの時代、AIの力である意味良い社会になっていくのでしょう・・・。
でもその分人間は社会の中で存在はするものの、存在する意味を見出せない・・・そんな存在になっていくような心配があります。
何でもAIに頼ってしまうと、人間の人間らしさがどんどん失われていくような・・・そんな気がします。
だからこの歌から受ける印象は、人間が自分の判断で、自分なりの判断をして、自分が納得する答えを持つことが大切・・・。
ひたすら暗記するだけの学習ではなく、探求し、予測困難な問題に立ち向かう力身につけてほしい・・・。
そんな意味が込められているように感じます。
新学習指導要領が完全実施され、大きく考え方を変えなくてはならないこの変化の時代・・・。そんな時に、この歌の訴えかける意味を考えてほしい・・・そんな先生の切実な願いが込められた授業でした・・・。
令和5年度日根野中学校だより1月3号 (PDFファイル: 324.8KB)
NEW:1月19日(金曜日)
横断歩道に駐在所のお巡りさんがスクールガードリーダーの方と、子どもたちの安全確保してくださいました・・・
朝方までの雨で路面が滑りやすくなる中、車の運転手さんに対してスピードを緩めるように促し、安全の確保をしてくださいました・・・
中にはバイクでスリップしそうになるくらいスピードを上げて近寄ってくる人も・・・近くにいる子どもたちを巻き込むのでは?・・・そんな場面も、この様な天候の朝には何度か見かけます・・・
そんなことが起きない様に・・・これからもよろしくお願いします・・・
路線バスも少し遅れ気味の到着・・・子どもたちの傘は開いていないのですが、この路面の状況からの判断だと思いました・・・
これだけ大きな車体の路線バスだと、その操作の難しさは大変なものだと想像します・・・
予め、スピードを緩め、そのとっさの動きに対応できる想定をしながらの運転心得が必要なのではないでしょうか?
その辺りの様子が伝わる動きに、運転手さんの強い気持ちが見えてきました・・・
覚悟を決めて・・・
2年生が久しぶりに登校・・・インフルエンザのために学年閉鎖を今週初めからしてきたので、今朝のストレスを感じた人も多かったのではないでしょうか?・・・
そんな中でも、気持ちを奮い立たせ、早起きし、朝練習に参加する・・・その姿勢に感心します・・・
結局は、自分に無理を強いることができるのも「自分」・・・自分の行動を決めるのも「自分」・・・自分を育てるのも「自分」だということ・・・
自分の心次第で何とでもなる・・・将来を切り開いていくことができる!・・・ということだと思います・・・
来週からは、身体が自然と動いてきます・・・この週末も、時間で動くように心がけ、少しでも早く体を慣らし、心を調えてください・・・
1年生のみなさんは、身体を先ずは休め、やるべきことをそれぞれが見つけて、やっておくこと・・・閉鎖明けに向けて、今、健康であればできること・・・すぐに学校生活に馴染むように準備することは多くあるはずです・・・
それぞれがそれぞれの立場でできることに力を入れてください・・・
面接練習が終わりました・・・
今週3日間・・・3年生の面接練習を行いました・・・
進路先を選んだ理由・・・その進路先でがんばりたいこと・・・
中学校での一番の思い出は?・・・中学校でこれだけは、誰よりもがんばってきたと言えることは?・・・
将来の夢は?・・・自分の良いところをアピールしてください・・・など・・・
決まりきった質問に対して、どのように真剣に前向きに応えていくか?・・・その人物を見るのが面接・・・
面接に応える内容ではなく、その応える姿勢を重視した見方をして、最後にいろんなアドバイスをしました・・・
とにかく気持ちよく、面接する側も楽しく面接をさせていただきました・・・
この面接は、中学校生活の最後に「お疲れ様・・・ご苦労様でした・・・」・・・そんな意味合いを込めたものだと、自分自身は考えています・・・
そんなこちらの思いを伝える・・・そしてあと一か月余り・・・健康でみんな楽しく生活し、思い出深い卒業式を迎えるように声かけし、面接練習を終わりました・・・
緊張した人も多くいたようですが、良い経験をしたと思ってもらえたならうれしいのですが・・・
ありがとうございました・・・
<心の風景・・・>
大事なのは、自分がどうしたいのか・・・?
日常生活の中で、いつもやるぞと決意したり、これはやめようと決断したりする場合が出てきます・・・
今どうするべきか・・・学校へ行くのか、いかないのか・・・もっと寝ておくのか、無理しても起きるのか・・・
勉強するのか、ゲームをするのか、居眠りするのか・・・などたくさんあります・・・
また、自分が何をするのかの判断を人任せにしている人はいませんか・・・?
あの人が行くなら自分も行く・・・誘われたから遊ぶ・・・など、そこに自分の意志を感じない行動をしている・・・
自分は一体どうしたいのですか?
自分の行動はすべて自分が選択できるのです・・・最後は自分が決めるのです・・・
これこそが自分の行動に責任を持ち、他人のせいにしない強い人だと思います・・・
自分の人生、後悔しないように自分が決意、決断してください・・・がんばれ!
1月18日(木曜日)
小雨の降る中、横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で子どもたちを見守ってくださいました・・・
子どもたちも少し元気のない様子・・・これは天気のせいなのか・・・?
そんな子どもたちに、明るく言葉を返してくださる、その姿に感動!・・・
傘がちらほら開き始めました・・・そうすると大きな路線バスの運行はむずかしくなってきます・・・
スピードを落とし、事故のないようにゆっくりと・・・ていねいに・・・そんな様子が伺えます・・・
大変ですが、よろしくお願いします!
<心の風景・・・>
まち美化清掃隊のお二人の方が来校・・・この雨降りの中、カッパを着ての作業になりますが、元気な声で、ほな、行ってくるわ!・・・と作業に取り掛かってくださいました・・・
昨日も、校区内を巡回することがあり、校区の状況を観察できましたが、本当にきれいな状態が保たれています・・・
これも、同じようにボランティアとして、校区清掃をしてくださっている方々がおられるおかげ・・・
そんな見えない姿に、思いを馳せ、労う気持ち・・・感謝の気持ちを持って、私たちも朝の立ち番、子どもたちの見守り・・・安全確保に努めていきたい・・・そう強く思いました・・・
ありがとうございました!
<最初の一歩・・・>
進路を決定していくにあたって・・・
やる前から「できる」か「できない」かを思い悩む人が気になります・・・
この進路決定にあたってでも、なかなか決定できずに、苦しみ悩んでいる様子が多く見受けられます・・・
先ずは行動に移す・・・そこから考えていく・・・という発想の転換が必要なのだはないかと、傍で見ている者は考えてしまいます・・・
でもさすがは進路決定・・・難しいですよね・・・軽々しくは言えない・・・学年の先生方が思い悩むところでもあります・・・
でもこれから人生を歩んでいくにあたって、そんな発想の転換も必要になってくるのは間違いありません・・・
進路決定においても、その行く先が大きなウエイトを占めるのは、進路が決定されていない段階の話・・・進路が決定されてから、これからの人生において大切なのは、その場所でどのようにがんばるのか?・・・何を目標にがんばっていくのか?・・・心の部分になってきます・・・
すべては最初の一歩を力強く踏み出すことができるのかどうか・・・その行動力、決断力にかかってきます・・・
3年生のみなさん・・・自分は「やればできる!」そう信じて、力強く一歩を踏み出す時が近づいてきました・・・
がんばっていきましょう!
1月17日(水曜日)・・・
阪神淡路大震災から29年の日
今朝もスムーズで安全な運行・・・その様子が伝わりました・・・
定時に到着する・・・まさにそのきめ細やかさには感心します・・・
子どもたちも安心感を持ち、笑顔で登校・・・
すべてが理想的な地域・・・その雰囲気に包まれています・・・
これからもよろしくお願いします!・・・
この寒さの中ですが、横断歩道には駐在所のお巡りさんと小学校の先生がお二人で子どもたちの見守りをしてくださいました・・・
寒さの中、背中を丸め、肩をすくめて登校して来る子どもたちに元気に声かけ・・・
その瞬間、背筋が伸びる様子が見えてきます・・・有り難いことですね!、感謝!
<心の風景・・・>
今朝、中学校門に泉佐野市長生会の方がお一人来てくださり、朝のあいさつをしてくださいました・・・
2学期末にも一度来てくださり、あいさつ運動をしてくださったのですが、その時と変わらず元気に子どもたちに言葉を投げかけ続けてくださいました・・・
みんなおはようございます!・・・きみたちはエライ・・・がんばるんだよ!・・・みんな応援しているよ!・・・がんばれば人生良くなるよ!・・・そのような言葉を繰り返し・・・
高齢であるのですが、元気に・・・子どもたちのために一生懸命活動されているその姿に感動・・・
子どもたちも自然と笑顔になっていく・・・校門付近が明るい雰囲気に包まれました・・・
あいさつは大事!・・・漠然とそれは理解していますが、その声かけ次第で確かに子どもたちの表情は一変する・・・
その笑顔を見ると、暗い気持ちで登校してきた子どもでさえ、一瞬に気持ちが楽に、明るく変化していく・・・そんな様子が伝わってきました・・・
一番大切なものを見た感じ・・・子どもたちの迎え入れ方を学ばせてもらいました・・・さすが経験からくる実践は凄い・・・学ばなけれないけませんね!
<凡事徹底・・・>
今日も一時間目から、面接練習を行いました・・・
緊張した面持ちでの受け答えに、ほほえましくも感じましたが、答える前に「はい!」・・・応え終わったときには「以上です!」・・・本当にメリハリのある対応に感心しました・・・
また答えを伝え、その答えを考え出した理由をきっちり述べるなど・・・聞き手の心理を先読みして、その思いを伝える・・・その姿勢にこの三年間の経験が生かされている・・・そんな成長・・・その裏にある先生方の思いや熱意を感じました・・・
人は人と人とのめぐり合い(間)で、本当の「人間」へと成長する・・・
まさにその実践を見た、今日の面接練習でした・・・感謝!
1.17・・・命を考える日・・・
1.17・・・命を考える日に、改めて自分の心を考えてみては・・・
今の自分の気持ちの方向・・・生き方を考える、大切な日と言うこともできます・・・
みんなの心を考える日に・・・
今の世の中、目の前に立ちふさがる壁は大変高く、厚く感じることでしょう・・・
でもその壁に対してどう立ち向かうのか・・・
すき間、抜け道を探すようなことではだめ・・・
正面からぶつかっていくくらいの勢いが絶対に必要・・・
その後押しとして、保護者の方・先生方は、常にみんなのことを見守ってくれています・・・
さあ、勢いつけて、力強い助走を始めてください・・・がんばれ!
大切なもの・・・
人の心の内は、土に潜む植物の根っこと同じで、目には見えませんが、その人の一生を左右するほど、大切なものとして生き続けています・・・
とても大切なものでありながら、目立たず騒がず身を潜め、その上修復したり、育て上げるのには時間のかかる・・・手間ひまのかかるもの・・・
この世に存在しているもので、表に立ち、人目につき、目立っているものだけが、決して大切なものではありません・・・
逆に大切なものほど、目には見えない・・・感じ取る・・・くみ取ってこそ初めてわかるものばかり・・・
目の前の目に見えるもの・・・動くものばかりに、目がいってしまう我々にとって、自分自身を見失わないためにも、考えていかなければなりません・・・
被災地に心を向ける・・・その惨状を見聞きする中でも、その被災された方々の心の中にある「深い思い」をくみ取っていく・・・そんな心の作業をしてみてはどうでしょうか?・・・
1月16日(火曜日)
この冷え込んだ中、横断歩道には駐在所のお巡りさんがお一人で、子どもたちの安全を見守ってくださいました・・・
寒さの加減か、通過する車も数も多く、大変な場面も・・・
でも、さすがはお巡りさん・・・冷静に、安全に指示指導してくださっていました・・・
ありがとうございます・・・感謝!
路線バスの運行も今日は少し遅れ気味・・・
対向する車の数が、遅い時間帯ほど多くなってきた感じがしました・・・
路線バスの運転手さんは、大変な思いをしている様子もうかがえましたが、学校前を通過する折、こちらに左手をあげてくださる心配りも・・・
その連携がたまらなくいいですね・・・
<心の風景・・・>
本当に寒い朝・・・2年生が学年閉鎖をしていることもあり、2年生の先生方が立ち番を手伝ってくださいました・・・
自分自身、7時30分から立ち番を続け、いつもは8時40分前後まで約一時間10分から15分・・・今のような寒さの中の立ち番は、さすがに辛くは感じますが、その効用はとても大きなものだと思っています・・・
小学生も多く登校して来るので、その子どもたちへの声かけは、大変楽しみな時間・・・その反応のかわいらしさは表現できないほど・・・
また中学生に対しては、毎日同じ時間に同じ状態で声かけしているので、その反応のわずかな違いに気づくことができる・・・目線、声の大きさ、表情全体から、何か感じ取ることができるようになっている気がします・・・
まだまだ寒い日が続き、正直朝の一歩は鈍ることもあるとは思いますが、一日のスタートとしては最高の場面・・・
大切に最後まで全うしていきたいと思います・・・
<凡事徹底>
今日から、3年生の面接練習を行っています・・・
校長室では自分が・・・図書室では、教頭先生が、3年生に対しての面接を行いました・・・
それぞれ担任の先生方からアドバイスを受けて、準備してきたのでしょう・・・答えに詰まることなく、大変スムーズに面接練習ができました・・・
面接は、単純に答えを求めているのではない・・・このアドバイスも全班に伝えました・・・
その答えをどんな様子で・・・思いを持って伝えようとしているのか?・・・その人の人間性を見抜こうとしている試験の一部・・・
答えに詰まろうが、十分に的を得ていない応えであろうが、そんなことでマイナスになることはない・・・その人の様子を十分観察し、その人自身の本来の姿を無抜こうとしているのが面接・・・
その視点から言うと、この日根野中学校のみんなは、面接によってプラス点はあっても、マイナス点は全くないだろうと感じます・・・
やはりこれも普段の取り組み・・・行動が全て・・・
まさに「凡事徹底」・・・その充実した三年間を過ごしてきた今の3年生なら、自信を持って送り出すことができます・・・
そんな感想も含めて、面接練習を各班、終えていきました・・・
また明日以降も続きます・・・がんばりましょう!
<明日、1月17日・・・>
阪神・淡路大震災から29年を迎えます・・・
29年もの時間が流れたのですが、自分にとってのその記憶は鮮明そのものです。当時、第三中学校に勤めていたのですが、その29年前の1月17日は中学校3年生対象の市内統一テストの日でした。
朝5時46分に大きな揺れ、地鳴りを感じ、家族の身の安全を確保し、家財道具が少し散乱した中、テレビをつけて状況を確認したことを覚えています。まだ日も明けていなかったので、実際の状況が分からないままでしたが、まずは学校へと車を走らせました。学校自体には大きな被害がないように見えたのですが、いざ校内の点検にまわると、廊下にある固定されているガラスのほとんどが割れていました。その掃除からまずやり出したことを覚えています。
だんだん明るくなり、校長室のテレビで実際の状況をはじめて確認できました。何よりも印象に残っているのが、先日も載せた通り、阪神高速・神戸線の倒壊現場の映像でした。この地震の甚大な被害をはじめて実感した瞬間でした。
そんな中、まずその日の市内統一テストの実施はどのようになるのか・・・と心配していましたが、まずは実施する判断が教育委員会からの連絡で確認できたので、その準備に追われました。
まずは子どもたちの出迎えを・・・校門で生徒みんなを出迎え、状況の確認を急ぎました。ほとんどの生徒が地震の話をしながらも、いつも通り登校してくれていました。当然テストを実施するという覚悟もしていたように思います。ただ自分が受け持っていた3年1組の女子生徒が少し遅れて登校・・・。左のほほに大きなガーゼを貼って登校してきました。よく聞くと、寝室の横の壁の一部が塊ではがれ、顔面左を直撃したとのこと・・・深い傷が残っていました。顔が青ざめ、少し手が震える・・・と言いながらも、がんばってテストを5時間受けました。
その日、時間を追うごとに、現場神戸の情報が入ってきました。ビルの倒壊する瞬間の映像・・・駅建物の倒壊、線路が波打つように歪んでいる・・・そこら中で火災が起きているヘリコプターからの映像・・・高速道路の倒壊現場近くで、大型バスが半分身を乗り出しかろうじてとどまっている映像・・・など。信じられないことが起きている・・・その現実を信じられないまま、まずは生徒の身の安全を・・・と、終了次第下校させたことを覚えています。
その後も余震が続き、その度に生徒がいない校舎で先生方の悲鳴に近い声が聞こえていました。大きな被害を受けた神戸ではない少し離れた大阪南部のこの辺りでも大変な状況が続きました。それが、1995年1月17日・・・その日なのです。
確かに2024年1月の「今の状況」も、もちろんつらく苦しく感じている人もいるのは十分わかります・・・。でもひとり一人意識を変え、前向きに行動選択すれば、普通の生活をしていくことができます。しかし、その震災当時は普通の生活自体ができない状況・・・ひとり一人の意識だけでは何ともならない状況が続きました。まさに神戸では、いろんな悲惨な状況を悲しんでばかりはおれない・・・命をつなぐためには、水を・・・食料を確保しなくてはならない・・・そんな現実の中・・・極寒の中、耐え忍んだ事実があるのです。
ほんの29年前に・・・同じ日本で・・・この関西圏で・・・大阪湾を隔てた・・・天気のいい日はその街並みさえ肉眼で確認できるような近さの淡路島や神戸で起きた事を記憶してほしいと願います。
その状況を踏まえ、昨日、日根野中学校だよりの裏面に掲載した、神戸灘区から転入しこの泉佐野市で心を立て直し、巣立って行った男子生徒の「お礼の手紙」に目を通していただければ、すべてがつながると思います。その生徒は成人し、今神戸市で都市開発事業に従事し活躍しています。人の心は不思議なことですが・・・つながるものですね・・・。
※参考までに・・・阪神・淡路大震災の惨状、復興への厳しい現実、それらに向き合おうとする人々の姿が歌い込まれている「満月の夕べ」を一度聴いてほしいと思います。その震災当日の夜・・・満月が被災地を照らし続けたことから、この題名の復興ソングが生まれました。すごく耳に残るメロディー・・・心に残る力強い歌詞が特徴です。この歌は、今年で13年目を迎える「東日本大震災」で甚大な被害を受けた東北地方の方々にも伝わり、復興を支える応援歌として歌い継がれました。
1月15日(月曜日)
この雨の中、横断歩道には駐在所のお巡りさんが立ち番・見守りをしてくれていました・・・
雨降り・・・駅へと向かう車も多くなる中、子どもたちを安全に導いてくださいました・・・
この毎朝の姿・・・これは当たり前と思ってほしくない・・・これは子どもたちも、地域の大人のみなさんも・・・
本当に有り難い光景です・・・
雨降りの中、駅へと向かう車も多くなり、路線バスは久しぶりに立ち往生していました・・・
傘をさす子どもたちの影響もあり、最近になく遅い時間に到着・・・これも仕方がないと感じました・・・
何より安全が一番大事・・・子どもたちの動向を確認しながらの安全運転・・・ありがとうございます!
今朝の放送集会では・・・
今日は朝から、2年生の欠席連絡が多く入り、しかもインフルエンザ診断を受けた生徒が多数・・・学校医と教育委員会の先生方との協議の結果、2年生を学年閉鎖と判断してからの集会・・・いつも通り全校集会を体育館で行うことは、心配な点が多かったため、放送での全校集会に切り替え、私からのお話だけの集会となりました・・・
この土日で、多くのクラブの大会があり、表彰状の伝達もしたかったのですが、それは次の集会で行います・・・楽しみにしていたクラブ員も多くいたとは思いますが、まず理解を求めました・・・
次、本日配布の日根野中学校だよりについて話しました・・・今日配布の日根野中学校だよりの裏面に、29年前に生起した「阪神淡路大震災」で被災し、この泉佐野の親せきを頼って身を寄せ、泉佐野第三中学校に転入し、卒業までわずかではありましたが、ともに過ごし、最後別れ際に書き残してくれた感謝の手紙を載せておきました・・・
自分自身が当時その生徒の担任を受け持った関係で、深くかかわり、進路決定まで携わったため、本当に思い出深く、今尚、この感謝の手紙を読むたびに涙が出てくるほどの感情になってきます・・・と同時に、震災に対しての心の備え、覚悟を持たせてくれるものです・・・そんな話をしました・・・
地震の起きたときの光景・・・ゴゴゴゴゴガタンガタン・・・その時はないも思わず「ただ生きる・・・」このことだけに集中していた・・・立ち上る煙、火ばしら・・・炎の方へ駆け寄っていくと炎は自分の学校を包み込んでいた・・・地震は最初の揺れでつぶれるものはつぶれてしまう・・・最初の一撃で生きるかどうか・・・目の前で声が聞こえる・・・ほんの数メートル・・・でも木片に邪魔さえれて手を伸ばせば届きそうなところにいるのに…親の目の前で、ほんの一日前には元気に小学校に通っていた幼い兄弟の声がだんだん小さくなっていく・・・新聞に出ていたペンを握ったまま亡くなった女の子・・・と言う題で乗っていたクラスメイトもいたけど、それはほんの一部で5000人以上の人の人生があり、それは地球のほんの偶然で閉ざされてしまった人もいるということを忘れないでほしい・・・でも三中にきて、変なことをする自分に優しく声をかけてくれた・・・本当にうれしかった・・・これは体育で一番・・テストでいい点を取ったときのうれしさとは違い、心の底からあたたかくなるようなうれしさだった・・・
この様な文章を読んで感じることも多かったはず・・・今の幸せを噛みしめていまをがんばって生きてほしい・・・
特に3年生は、明日から面接練習なども入ってきて大変忙しい・・・何もかも追い詰められた気持ちになってくるとは思いますが、今、生きていること・・・何不自由することなく、生活できていること・・・これにまずは感謝し、やり切っていくこと・・・だと思う・・・まずは生きていることの幸せ・・・生きることの大切さを強く伝えて、この集会を終わりました・・・
ここに、その文章を載せておきます・・・お時間のある時にでもお読みいただければ幸いです・・・
令和5年度日根野中学校だより1月2号 (PDFファイル: 259.0KB)
令和5年度日根野中学校だより1月2号裏面:阪神淡路大震災を伝える (PDFファイル: 121.7KB)
1月12日(金曜日)
今朝も横断歩道には、駐在所のお巡りさんがお一人で、立ち番・見守りをしてくださっていました・・・
交通量は少なめとはいえ、その分スピードを上げて通過しようと考えている車やバイクもあり、大変な対応が続きます・・・
その上で、元気な小学生に対しての明るい「おはよう!」・・・
大変な中にも、お巡りさんが心からこの朝の活動をしてくださっている・・・そんな気持ちが見えてきます・・・感謝!
対向車も少なく、大変スムーズに運行されていました・・・地域の方々のご協力に感謝しなければなりません・・・
私たちが立ち番している間に、今までなら駅方面からは3本しか通過していなかったのですが、時間通りの運行ができているため、4本目のバスも姿を現しています・・・遅刻にはなってしまいますが、そのバスに乗って登校した生徒いました・・・
これからも安全な運行をよろしくお願いします!・・・感謝!
<心の風景・・・>
今朝も朝早くから、朝練習に参加する生徒が多く登校してきます・・・
その目的を持った後ろ姿には、頼もしささえ感じます・・・
競技によっては、この冬期間に試合等組まれていないクラブもありますが、その目先の目標ではなく、もっと先の大きな目標を立てて取り組んでいる様子が伺えます・・・
この冬期間のトレーニングは、決して結果を早く出すためだけのものでなく、地中に深く根を掘り下げていくような・・・多少の壁や困難な場面でも、その気持ちが吹き飛ばされないような、基礎・基本を固める大きな意味があります・・・
早く成果を・・・結果を求めてしまいますが、大切なのはしっかりとした・・・何があっても・・・どんなこんなにでも立ち向かっていける足場を固めること・・・
つらい時期・・・トレーニングは続きますが、がんばって乗り切ってください!
1月11日(木曜日)
横断歩道には駐在所のお巡りさんが朝早くから立ち番・見守りをしてくださっていましたが、途中緊急出動されていきました・・・
何があったのか心配にはなりましたが・・・
その後、中学校の先生が一人、横断歩道に移動・・・子どもたちを安全に横断・明るい声かけをしてくださっていました・・・感謝!
学校前の道も、新年あけてからも穏やかな状態が続き、路線バスもスムーズに運行されています・・・
対向車も少なく、子どもたちの登校状態も落ち着いているためでしょうか?・・・とても爽やかな空気が流れています・・・
地域の安全が、その空気から読み取れる・・・そんな気がしました・・・感謝!
<心の風景・・・>
昨日は全学年テストということもあり、朝からの張り詰めた、特別の雰囲気がありましたが、今朝からは通常に戻りました・・・朝練習に参加する生徒が多く早くから登校してきます・・・
その後ろ姿から、目標を持った者の強さを感じました・・・
この寒く、朝起きることすらつらい状況の中、それでも覚悟を決めて早起き・・・準備を済ませて朝練習に参加・・・
のらりくらりとしても生きていけると感じ、勘違いしてしまってもおかしくない世の中・・・それでも自分は!・・・と思えることだけでもすばらしいと思います・・・
是非ともその努力・がんばりが報われ、成果が出て、結果につながっていくように・・・そう願うばかりです・・・
がんばれ!
見方を変える・・・
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えることができる・・・
この様によく言われますが、今自分について迷いを持っている人・・・考えてみてはどうでしょうか?・・・
上手くいかなかった過去を引きずったり、他人の言動に心痛めたりしても、それは自分にはどうすることもできません・・・
でも、自分自身と未来をより良いものにすること・・・これは自分にも必ずできます・・・自分自身をより良くする方法の一つに「捉え方を変える」「解釈の仕方を変える」・・・これがあります・・・
自分の捉え方、解釈の仕方を変えれば見え方や感じ方も変わってきます・・・
つまり、まったく同じ出来事でも、自分の捉え方・解釈の仕方によって、ネガティブにもポジティブにもなるということです・・・
そうすることによって、過ぎ去った過去でも、かかわり辛い他人でも「変える」ことができるかもしれません・・・
意識の仕方次第でどのようにでも捉えること・・・解釈し納得へと導くことができること・・・これが人間社会が発展してきた大きな力になったのだと感じます・・・
今回の大きな出来事も、時間が必要ではありますが、捉え方・解釈の仕方で大きな教訓として残り続けること・・・心から期待したいと思います・・・
中学校給食センターから「給食放送」に来ていただきました・・・
今日の給食時間に、中学校給食センターから、栄養教諭の方に来ていただき、給食放送をしていただきました・・・
学校給食の歴史・・・学校給食週間が設けられた経緯・・・泉佐野独自の学校給食週間が1/15~1/19・・・冬の野菜を美味しく食べよう・・・そのレシピ紹介・・・
今の学校給食の在り方・・・食事の提供から栄養バランス・・・行事食の取入れ・・・食育を進める上での生きた教材・・・など、大変勉強になるキーワードが多く含まれていました・・・
時代の流れとともに変化し続ける学校給食ですが、いつの時代も子どもたちを大切に思う気持ちが詰まっている・・・そんな印象を持ちました・・・
ありがとうございました・・・
1月10日(水曜日)
今朝も早くから横断歩道には駐在所のお巡りさんと小学校の先生が立ち番・見守りを・・・
今朝は足元から冷えてくるくらい厳しい状態でしたが、子どもたちの朝のあいさつにも元気に応えていただいていました・・・感謝!
路線バスの運行も大変スムーズな様子・・・子どもたちも安全に登校できている分、運転手さんも余裕を持って安全運転をしてくださいました・・・
まず大切なのは、心の環境を整えること・・・まさに、その成果が出ています・・・感謝!
<心の風景・・・>
昨日ほどではないですが、気持ちのよい朝を迎えています・・・
ただ、冷え込みも厳しく、辛くは感じましたが、とても爽やかな気持ちで朝の立ち番ができました・・・
この朝日を浴びて、単純なことですが幸せを感じることができる・・・
被災地の方々は、どのような気持ちで・・・と考えてしまいますが、その考えを繰り返すたびに、今自分たちがやるべきこと・・・「全力で今を生きること」・・・・その答えが返ってきます・・・
その思いがきっと届くと信じて、がんばりたい・・・子どもたちにも声をかけ続けていきたいと思います・・・
1月9日(火曜日)三学期始業式
今日も朝から、横断歩道には駐在所のお巡りさん・・・
明るく元気な声で、子どもたちにあいさつ・・・
有り難いことですね・・・感謝!
そんな見守られた中で、元気に登校・・・
久しぶりのみんなの表情にも少し緊張感が・・・
そんなことも含めて、今に感謝したいですね・・・
<感謝!>
朝から青少年指導員さんたちが来校・・・
明るく、あいさつを交え、みんなを迎え入れてくださいました・・・
ここ数日の不安な日々を送ってきた我々にとっても、大変元気をもらいました・・・
地域の方々学校の根底を支えてくださっている・・・
目には見えないことではありますが、その力を、今日は肌で感じることができました・・・
感謝!!
始業式後の集会の様子・・・
・・・こんな時だからこそ・・・
みんなが少しでも楽しく過ごせるように・・・思いやりの心を持ちませんか・・・
人が傷つくような言葉・・・場にあっていない言葉・・・やる気を削ぐような言葉は使ってほしくありません・・・
少しでもみんなが居心地がいいクラスにするためにどうすればいいのか・・・? ひとり一人が考えてみましょう・・・
こんな時だからこそ 優しくしませんか・・・
こんな時だからこそ 楽しくしませんか・・・
こんな時だからこそ 感謝しませんか・・・
こんな時だからこそ 夢・希望を持ち、がんばってみませんか・・・?
始業式では・・・
始業式では、いつも通りの運びではなく、今回の能登半島地震によって、命を落とされた方々への、黙とうから始めました・・・
教頭先生の声かけで、約1分間の黙とう・・・どんな思いで、静かに目を閉じていたのでしょうか・・・
その後、自分からの始業式・・・その話に入りました・・・
今まで自分の経験から、阪神淡路大震災…東日本大震災…熊本大地震…それら際立った大きな震災についての話をよくしてきました・・・
地面は動くもの・・・偶然に止まった・・・「地球」にとっては、ほんの一瞬の止まった時間に我々は生かされている・・・その偶然にまずは感謝しなければ・・・
ただ以前の震災と違い、みんなにとっては初めて見る、衝撃的な出来事になったのでは・・・
映像で残っている、阪神淡路大震災での家屋倒壊や大火災・・・東日本大震災での大津波にのみ込まれていく街並み・・・山肌が削り落とされ、山々の形が変わってしまった熊本大地震・・・これらは映像で目にはしてきたことでしょう・・・
自分たちが成長し、その恐ろしさを認識できるようになってからの、今回の震災、その惨状の映像は、とても大きな衝撃として受け止めたのではないでしょうか?
受けとめすぎて、心苦しくなった人・・・今しんどく思っている人はいませんか?・・・そんな話をしました・・・
また、そう遠くはない地域だけに、親戚・知り合いの方でこの震災で被災された方もおられるのではないかと心配しています・・・そんな話もしました・・・
いろんな思いを持ち、その方々に思いを馳せるのは大切なこと・・・でもその思いが大きすぎて、自分の本来やるべきことができないところまで追い込んでしまうことは、まったく意味のないこと・・・
また、逆にやるべきことを見据え、大きな目標を立てて、その大きさのあまり、その目標に振り回されてしまわない様にしなければ・・・
要は、目の前の物事に全力で立ち向かう姿勢・・・その気持ちを持つことが大切なのでは・・・その姿勢が、この震災で被災された方々へのエールとなり、自分の立てた目標達成に向かっていく大きな一歩となるはず・・・そんな話をしました・・・
各学年2024年は、それぞれの課題に向かって進まなければならない、大切な一年になるはず・・・1年生は1年生で・・・2年生は2年生で・・・もちろん3年生は・・・その「今」思う、初心を忘れずに駆け抜けていきましょう・・・そんな話をしました・・・
年末から、各クラブの仲間が、学校内の各所を清掃してくれています・・・昨日も女子バスケット部の仲間が、この体育館のフロアーにワックスがけをしてくれていました・・・これは当たり前のことではないですね・・・この体育館も、誰かもわからずですが、みんなが寒さを感じない様に、エアコンを入れ、迎え入れてくれている・・・自分の感性さえ高めていけば、有り難いことはいっぱい身の周りに存在している・・・そのことを感じ取れる・・・汲み取ることができる「人間性」を高めるチャンスが今だと思います・・・
忙しく、辛さもある中、この寒さ・・・体調維持も難しい中ですが、良いスタートを切って、この三学期を乗り切っていきましょう・・・
そんな話で締めくくりました・・・
その後生徒会長からの話・・・先生方からのお話もあり、みんな今回の震災についての思いを語っておられました・・・
大切なのは、今、目の前の課題に全力で立ち向かうこと・・・その部分は共通していました・・・とても濃密な時間を過ごすことができた始業式・集会になったと思います・・・
本日、日根野中学校だより1月1号を配布させていただきました。ご一読願えると幸いです。
またこのホームページにも載せておきます。ご確認ください。
令和5年度日根野中学校だより1月1号 (PDFファイル: 195.9KB)
1月5日(金曜日)
今日から始動・・・
ソフトテニス部活動の様子・・・
<心の風景・・・>
残念ながら起きてしまった2024年1月1日の北陸地方を襲った大地震・・・
まだまだ全容がわからぬまま、時間が過ぎていきます・・・大きな余震?も数多く発生し、救助活動すら進展しない中、吉報の裏では本当に耳を・・・目を覆いたくなるような現実が、現地では数多く存在しています・・・
各地から集まった救援部隊の活動の映像が流れてくるたびに、がんばってください!・・・と、手を合わせることしかできない自分に、無力感を覚えます・・・
こんな時こそ、人と人との関係を密に・・・と思いますが、もっと基本的なことを考えていくと、大切なのは普段の人と人との関係ですよね・・・
家族との間でも、学校や職場でも、良好な人間関係を築くためには、相手の長所を認めることが大切・・・相手の欠点ばかりを見つめながら接していると、マイナスの考えが、言葉や行動の端々に表れ、それが相手にも伝わり、人間関係が上手くいかなくなってしまいます・・・
人間関係は、その人自身の心の在り様を鏡に映し出したようなもの・・・自分に対する相手の態度は相手に対する自分の心づかいそのものと言えるのではないでしょうか?・・・
プラスの発想で築かれていく良好な人間関係は、私たちの人生を心豊かなものにしてくれます・・・
こんな時だからこそ、そんな基本的な人間関係の在り方を、各自考えてみるのも大切な事なのではないでしょうか?・・・
今見聞きする情報によって、知らぬ間に心にダメージを受けてしまっている人も多いはず・・・そんな心を考える時間にしていくことも大切な気がします・・・
更新日:2024年03月06日