市長就任後初めて迎える新年度である平成24年度がスタートしました。本市財政は依然として予断を許さない状況が続いていますが、市民サービスの低下を招かないためにも進めるべき事業は進めるという姿勢で、財政健全化実施プランに基づき、財政再建に向け職員一丸となって取り組んでまいります。
具体的には、少子高齢化や核家族化が進む中、安心して子どもを産み、健やかに育てることができる環境づくりを進めるため「こども部」を新設し、教育委員会との連携強化を図りながら、一貫した子育て支援や少子化対策など子どもに関する施策を拡充してまいります。
また、「まちづくりはひとづくり」との観点から、平成27年度耐震化完了を目標に、引き続き学校施設の改善や耐震化を進めるとともに、中学校給食の完全実施、小中学校での放課後学習や中学校における運動クラブ活動へのサポート事業などに取り組み、次代を担う子どもたちの教育環境の充実に努めてまいります。
さらには、今年度より美化啓発プロジェクトチームを立ち上げ、駅前の放置自転車撤去の強化やポイ捨て禁止の徹底により美しいまちづくりを進めるとともに、近い将来発生が予測される東海、東南海、南海地震などの災害に備えて地域防災計画を推進し、自主防災組織結成への助成を行うなど災害に強いまちづくりに向けた取り組みを強化してまいります。
歳入の面においては、引き続き市税等の徴収対策に取り組むとともに、企業誘致の推進や遊休地の処分に加え、有料広告提案業者を募集するなど税外収入の確保にも努めてまいります。
また、昨年9月から総務省に対し協議を行ってまいりました「空港連絡橋利用税」については、ようやくその同意を得ることができました。今後は同税の円滑な施行に向け、関係者と精力的に協議を進めるとともに、利用者のより一層の理解を得るよう努めてまいります。
一方、昨年12月に「りんくうタウン・泉佐野市域」が国際医療交流の拠点として「地域活性化総合特区」に指定されたのに続き、先月、観光庁の「訪日外国人旅行者の受入環境整備に係る戦略拠点・地方拠点」に「泉佐野」が選定されました。
また、関西国際空港については、先月より日本初の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションが就航し、今月1日には、7月から関西国際空港と大阪国際空港を一体運営する「新関西国際空港株式会社」が設立されるなど、本市を取り巻く環境は大きく変わりつつありますが、この機を逃すことなく、地域資源を最大限に生かし、訪日外国人旅行者の誘客を図ることにより「観光立市」の実現に向け取り組んでまいります。
これらを着実に実行し、住み良い魅力的なまちづくりを実現するため、今後とも、強い決意のもと、スピードと実行力をもって市政運営に取り組んでまいりますので、みなさんの一層のご支援ご協力をお願いいたします。
平成24年4月
泉佐野市長 千代松 大耕