ハチの駆除について
・春から秋にかけてハチの活動が活発になります。ケムシやカメムシなどの害虫を狩ったり、植物の受粉を行うなど益虫的な側面もあるため、日常生活への影響が極めて少ない場合にはそっとしておくのが望ましいのですが、やむを得ず駆除を行う場合は注意が必要です。
・市では、個人が所有、管理している土地・建物にあるハチの巣等の駆除(費用補助を含む)は行っておりませんので、その土地・建物の所有者又は管理者の責任で行ってください。
・ご自身で駆除できない場合は、専門の駆除業者にご依頼ください。
※なお、市では駆除業者の紹介は行っておりませんので、電話帳やインターネット等で調べていただくか下記のご相談窓口をご活用ください。(指定窓口ではありません。)
【ハチを含む害虫などの相談窓口】
一般社団法人大阪府ペストコントロール協会
電話番号:06-6942-1891 (土日祝日を除く平日の9:00~17:00)
※ハチの種類や巣の位置等を説明し、内容や料金等を確認したうえで依頼されることをお勧めします。
アシナガバチ

- 体長:1.1~2.4cm(近年温暖化等の原因により、大型の個体が増えています。)
- 活動時期:5~11月
- 営巣場所:軒下・草木の枝など
- 性質:スズメバチに比べるとおとなしいですが、巣を刺激すると攻撃してきます。
- 巣の形状

アシナガバチの駆除方法 アシナガバチは、次の手順を守れば比較的容易に駆除することができます。
1.市販のハチ駆除用スプレーを購入する。(ホームセンター等で販売しています。)
2.白い帽子をかぶり、白いタオルを首に巻く。
3.長袖、長ズボン、軍手を着用し、できるだけ肌の露出をなくす。
4.1m以上離れた場所から、薬剤を十分にスプレーする。(巣がぼとぼとになるくらい)
5.ハチがすべて死んだことを確認できたら、棒などで巣をおとす。
※朝夕のハチがおとなしい時間帯に駆除されることをお勧めします。
※巣が高所にあるなど作業に危険が伴う場合は、専門の業者に依頼することを勧めします。
スズメバチ

- 体長:2~5cm
- 活動時期:5~11月
- 営巣場所:屋根裏、軒下、木の枝、土中、木の中など
- 性質:攻撃性が非常に強く、巣に近づいただけで攻撃していることがあり、非常に危険です。
- 巣の形状

スズメバチの駆除 攻撃性が高く大変危険なため、専門の業者に依頼することをお勧めします。
ミツバチ

- 体長:1~2cm
- 活動時期:4~11月
- 営巣場所:床下、屋根裏など
- 性質:攻撃性はほとんどないが、巣を刺激すると攻撃してくることがあります。
- 巣の形状:奥まったところに巣を造るので、直接見えることはほとんどありません。
ミツバチの駆除
巣が見えにくい場所にある場合が多く、またハチの数も多いことから、専門の業者に依頼することをお勧めします。
刺された場合の処置
針が残っている場合はピンセットで抜きます。すぐに毒液を絞りだし、水でよく洗い流してください。赤く腫れはじめたところには抗ヒスタミン軟膏が有効です。念のため医療機関を受診してください。万一、発疹、流涙、せき、嘔吐、下痢等の症状がみられる場合は、一刻も早く医師の手当てを受けるようにしてください。
更新日:2023年08月23日