歴史あるまち
国史跡 日根荘遺跡
日根荘は鎌倉時代から戦国時代にあった荘園です。全国でも数少ない中世荘園の国史跡として寺社、お堂、ため池など15ヵ所が指定されています。
国宝 慈眼院多宝塔
多宝塔は鎌倉時代の建立で、市内唯一の国宝です。多宝塔隣の金堂も重要文化財です。境内も日根荘遺跡に指定されています。
長福寺跡
長福寺は日根荘の領主九条政基が滞在した場所です。史跡散策や農作業体験等が行われています。
火走神社
日根荘の頃には雨乞いや風流踊りなどが行われました。摂社幸社は国重要文化財、本殿は市指定文化財です。
日根神社
全国でも珍しい「枕」の神社です。春日造の本殿と摂社比売神社が府指定文化財です。
日根荘の時代にも多彩な祭礼が行われました。
迷宮都市 佐野町場
15世紀末頃にはすでに町として機能をもち、泉南地域の経済や流通の拠点としての役割を担っていました。
江戸時代は、特に廻船業や漁業の発展が著しく、中でも豪商「食野(めしの)家」「唐金(からかね)家」などの商人が、瀬戸内沿岸や、遠くは東北地方と交易したと言われ、今でも残る「いろは蔵」が当時の繁栄振りを偲ばせます。
泉佐野ふるさと町屋館
旧新川(にいがわ)家の住宅で、市の指定文化財として公開されています。江戸中期(18世紀)の町屋を保存・修理し、当時のくらしをのぞくことができます。
いろは蔵
江戸時代に豪商食野(めしの)家や唐金(からかね)家などの廻船問屋や商人たちが所有していた蔵です。かつては威容を誇っていましたが、現在では10棟程が残るのみとなっています。
更新日:2021年08月16日