ホイコーローは漢字(かんじ)で書(か)くと「回(まわ)す鍋(なべ)の肉(にく)」と書(か)きます。

これは鍋(なべ)を回(まわ)すのではなく、一度(いちど)調理(ちょうり)したものを

再(ふたた)び鍋(なべ)に戻(もど)して調理(ちょうり)することをいいます。

本場(ほんば)の中国(ちゅうごく)では皮(かわ)つきの豚肉(ぶたにく)の塊(かたまり)を茹(ゆ)でるか蒸(む)すかし、

その肉(にく)を薄切(うすぎ)りにし、葉(は)にんにくと一緒(いっしょ)に炒(いた)め、

味付(あじつ)けには唐辛子(とうがらし)や豆板醤(とうばんじゃん)を使(つか)い辛(から)みが強(つよ)くなるように仕上(しあ)げています。

日本(にほん)では薄切(うすぎ)りした肉(にく)を使(つか)い、茹(ゆ)でずに作(つく)るのが一般(いっぱん)的(てき)です。

給食(きゅうしょく)では赤(あか)みそ、醤油(しょうゆ)、砂糖(さとう)、酒(さけ)、塩(しお)、こしょう、にんにくで

辛(から)みのない味付(あじつ)けになっています。ご飯(はん)にぴったり合(あ)いますよ。