令和4年10月18日(火曜日)~10月19日(水曜日)北海道登別市・函館市
目的
第71回全国漁港漁場大会出席
随行
林農林水産課長
同行
大阪府漁港漁場協会
(幹事)中村 良弘氏
(書記)西川 裕成氏
(書記)加納 楽人氏
内容
大阪府内では一番大きな漁港があるということで、歴代の泉佐野市長が大阪府漁港漁場協会の会長を務めており、会長として本大会に出席した。
1日目は登別漁港を視察し、施設の概要、多種にわたる漁業方法の説明を受け、長年課題であった漁港衛生管理や、水産施策の取組みについて説明があった。衛生管理については、岸壁に屋根を設置することにより、陸揚げ後の荷捌き時に、上空にいる鳥の糞害や、屋外においての異物混入防止に成果を上げているとのことだった。
2日目は本大会に先立ち、函館市民会館会議室において理事会が開催された。本大会の2件の議案承認を行い、本協会の職務執行状況報告を受けた。その会議の中で、今大会における周辺地域への経済効果は絶大で、過去9回の開催地のうち東京都は5回開催しており、もっと地方での開催を促進されてはどうかという意見があった。
本大会は函館アリーナで、下記のとおり開催された。
開会挨拶:工藤壽樹函館市長
主催者挨拶:(公社)全国漁港漁場協会 橋本牧会長
歓迎のことば:鈴木直道北海道知事
付議議案:「令和5年漁港・漁場・漁村海岸整備予算の確保に関する件」
〇水産業の成長産業化に向けた漁港の生産・流通機能強化や増養殖の推進
〇海洋環境の変化に適合した漁場整備による水産資源の回復や生産力強化の推進
〇大規模災害に備えた漁港・漁村・海岸の強靭化対策、長寿命化対策の推進
〇地域資源・人材の活用や漁港の多様な利用による開業の振興と漁村活性化の推進
提案理由説明:三重県漁港漁場協会会長の前葉泰幸津市長
事例発表(3件)
1.道南と青森で活動する女性グループ「津軽海峡マグロ女子会」
青森側とりまとめ役:島康子様、北海道側とりまとめ役:工藤夏子様
2.鳥取県境港市 柏木頼文産業部長
3.愛媛県今治市の若宮浩産業部長
以上。
事例発表の後、4つの提言について大会参加者の全会一致をもって採択された。
大阪府漁港漁場協会としては、長期計画等を踏まえながら、活力のある漁港漁場を次世代へつないでいくなどの様々な課題に対応するため、全国漁港漁場協会、各都道府県漁港漁場協会ならびに関係諸団体との連携を図るとともに、大阪の漁業・水産業発展に向けて、一層努めてまいりたい。


登別漁港視察


理事会

第71回全国漁港漁場大会
更新日:2022年12月02日