平成28年5月16日(月曜日)新潟県阿賀野市
目的
地域ポイントの取り組みに関する視察
随行
西納市長公室キャッシュレス推進担当理事
応対
田中阿賀野市長、圓山総務部長、中野市長政策課長、藤田市長政策課主事、
あがのプラット株式会社(櫻井代表取締役、坂井取締役)
内容
阿賀野市は、地方創生先行型交付金(タイプ1)を活用して「地域ポイントカード活用による地域活性化事業」により、地域ポイントを今年3月から開始した。
昨年4月に、行政内部で複数の行政ポイントが混在していたため、田中市長より、商工会等で実施しているお買い物ポイントと行政ポイントを一緒にできないかということから導入の検討を始めた。
その後、行政ポイントと、商工会等の取り組みについて実態調査を重ね、地方創生先行型交付金の採択を経て、今年3月に事業を開始した。
行政側で付与するポイントは25事業もあり、特に重点施策には多くのポイントを付与するなど、工夫が見受けられた。
事業が開始して間がないこともあり、利用できる店舗数に課題は残しているものの、行政が付与するポイント対象事業も拡大される見込みであり、また、地域ポイントカードの普及に向け、イベント実施も検討しており、事業の成功に向け、官民連携して取り組んでいる姿勢が強く窺えた。
阿賀野市の取り組みは大いに参考になるもので、国際空港の玄関都市泉佐野市においても、来訪した方々だけでなく、市民の方々に、市内でどのように消費していただくかという地域経済の好循環をめざすために、官民連携した地域ポイント制度の構築が効果的であり、必要な施策であることを認識した。
今回の視察にあたり、田中市長を始め関係職員の皆様、並びにあがのプラット株式会社の方々にはお忙しい中にもかかわらず対応していただき、大変お世話になりました。この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。
更新日:2021年08月18日