教育再生首長会議総会 出席

平成28年度「教育再生首長会議」の総会が開催された。教育再生首長会議には175人の首長が参加するようになり、発足以来会員数は4倍に増加している。総会の来賓として義家弘介文部科学副大臣が出席された。

義家先生の挨拶の中に倉敷市で開催された「G7教育大臣会合」の話があった。各国の教育大臣が小学校を視察した際に、「給食制度」と「学校の掃除」に驚かれたとのことであり、G7の日本以外の国では、学校施設の清掃は業者に委託し、昼食は好きなものを食べるとのことで、バランスのとれた給食と掃除をする児童の姿が印象的に残ったようである。また、中学校も視察され、クラブ活動に興味をもたれたとのこと。G7の日本以外の国では、教師がクラブ活動を通じて生徒にスポーツを教えることがないそうであり、日本の「知・徳・体・食」を兼ね備えた教育の素晴らしさに先進国の教育大臣が大いに関心されたとのことであった。

総会後には、前文部科学大臣の下村博文衆議院議員から「教育再生から日本再生へ」というテーマでの講演があった。「教育委員会制度」、「土曜授業の実施」、「産官学の連携」や「教員のスキルアップ」など、自治体の具体的な例を用いて、わかりやすく説明していただいた。