平成28年10月25日(火曜日)~10月26日(水曜日)長崎県五島市

目的

佐野漁民の五島列島への関わり、6次産業化及び特産品の普及促進の取組に関する視察

随行

岡本にぎわい創生担当理事、廣田教育総務課文化財係長、三好泉佐野漁業協同組合代表理事組合長

応対

野口五島市長、中村観光物産課長、橋口課長補佐兼観光物産班係長、松崎市長公室まちづくり推進班係長、宮本農業振興課農務班係長

内容

五島市は、長崎県の西方海上約100キロメートルに位置している。大小152の島々からなる五島列島の南西部にあって、11の有人島と52の無人島で構成されている。

初日は、五島観光歴史資料館の視察後、佐野漁民の五島列島の歴史的な関わりをテーマに意見交換を行った。

佐野の漁民が、中世末期に五島列島に移住・定住し、現在も五島市で「佐野屋」という屋号を続けている方々が実在している。今回その内の一人である山下隆之様とお会いさせていただき、佐野の漁民が、中世末期にどのようにして海を渡って、五島列島へ行ったのかなど意見交換ができた。

意見交換の後、福江の沖合の赤島に船で渡り、佐野の文字のある墓碑等を探訪させていただき、五島列島と佐野漁民の歴史に思いをめぐらせた。

2日目は、農事組合法人ごとう茶生産組合を視察させていただき、特産品の取組をテーマに意見交換を行った。ごとう茶生産組合長福江様や技術顧問の木場様よりごとう茶の有機栽培のお話等を聞かせていただいた。

その後、五島市役所をお伺いし、本市より泉佐野産促進普及事業の取組として「泉佐野産商品化プロジェクト」及び「特産品相互取扱協定」を説明し、6次産業化及び特産品の普及促進について意見交換を行い、五島市との特産品相互取扱協定締結の提案をさせていただいた。

それ以外にも、酒造施設や水産加工施設株式会社しまおう等を視察させていただいた。

今回の視察にあたり、野口五島市長をはじめ関係職員の皆様、また、農事組合法人ごとう茶生産組合、五島列島酒造、水産加工施設株式会社しまおうの皆様には大変お世話になりました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

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