平成29年8月2日(水曜日) 山梨県甲州市、長野県佐久市

目的

6次産業化及び特産品の普及促進の取組みに関する視察

応対

坂口まち活性化担当理事、植林農林水産課長、松藤秘書課長代理、向井農林水産課農水係主査

応対

甲州市(田辺甲州市長、曽根政策秘書課長、山下秘書広聴担当、飯島政策調整担当副主査、中村産業振興課長補佐、林商工担当、石原ワイン振興室

佐久市(柳田佐久市長、佐藤経済部長、重田商工振興課長、日向商工業支援係長、荒井農政課長、竹上農業生産振興係長

内容

甲州市は山梨県の北部に位置しており、埼玉県に隣接。山岳地帯から流れ出した複数の河川によって作られた勝沼扇状地等からなり、江戸時代には甲州街道と青梅街道が開け、江戸との交流が地域経済に繁栄をもたらした。また、東京都心から90分の近さにある。

今回の視察では、本市より泉佐野産促進普及事業の取組として「泉佐野産商品化プロジェクト」及び「特産品相互取扱協定」について説明し、6次産業化及び特産品の普及促進に関して意見交換を行った。

甲州市の特産品には、豊かな自然と恵まれた気候や風土を生かした、ぶどう・もも・すもも・さくらんぼなどがある。また、甲州市は日本でのワイン醸造の発祥の地として、140年の歴史を誇り、国内の30%にあたるワインを醸造する生産地として国内はもとより、海外にもKOUSHU(甲州)の名を轟かせている。ぶどう・ワインの振興を図るため「甲州市原産地呼称ワイン認証制度」に取組み、「甲州ブランド」の確立に努めている。また、日本固有種である甲州種ワインを「KOJ」とし、EU市場への販路拡大等のチャレンジを行っている。

今回の視察にあたり、田辺市長をはじめ関係職員の皆様、ご多忙の折にもかかわらず、大変お世話になりました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

午後からは佐久市で視察を行った。

佐久市は、長野県の東部に位置しており、群馬県に隣接。市の中央を千曲川が流れ、浅間山・八ヶ岳・蓼科山・荒船山など雄大な山並みに囲まれた美しい高原都市である。北陸新幹線や上信越自動車道が東西に走り、首都圏等へのアクセスに優れ、高速交通のネットワークが拡充している。

今回の視察では、本市より泉佐野産促進普及事業の取組として「泉佐野産商品化プロジェクト」及び「特産品相互取扱協定」について説明し、6次産業化及び特産品の普及促進に関して意見交換を行った。

佐久市の特産品には、コシヒカリを中心にアキタコマチ、ながのほまれ等の米や、大豆・そば・きびに加え、リンゴ・モモ・プルーンなどのフルーツや、乳用牛・肉用牛等の畜産物がある。加えて、全国ブランドとして有名な「佐久鯉」は、発祥から200年以上の長い歴史がある。

佐久市の6次産業化の取組として市内産の農林水産物を積極的に取り扱う販売店や飲食店を「佐久市農商工連携地産地消推進の店」として認定している。また、養鶏農家による直営店「ちゃたまや」での販売や、地元酒米の使用率を高める事業に酒蔵とともに取組んでいる。地元44社が加盟する「佐久物産振興会」によるイベントへの参加は、昨年度23回と積極的な展開を行っている。

今回の視察にあたり、柳田市長をはじめ関係職員の皆様、ご多忙の折にもかかわらず、大変お世話になりました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。   甲州市

  佐久市

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