平成29年10月24日(火曜日)鹿児島県大崎町

目的

大崎町との「歴史的ご縁が結ぶ地域産業の活性化協力協定」及び「ふるさと逸品協定」締結

随行

阪上成長戦略担当参事、木ノ元成長戦略担当主幹、上原秘書課係員

応対

東町長、東條副町長、上橋企画調整課長、上野企画調整課課長補佐兼商工観光推進室長、松元住民環境課課長補佐兼環境対策係長、竹原企画調整課商工観光係長、宮下企画調整課係員、田實企画調整課係員

内容

鹿児島県大崎町と本市で「歴史的ご縁が結ぶ地域産業の活性化協力協定」及び「ふるさと逸品協定」の締結式を野方地区活性化センターで行った。

大崎町は鹿児島県の東部に位置し、南部は水田地帯が広がり、中間部には畑地、北部は山林や原野が広がっている。また、鰻の生産量日本一の企業が立地していることや、マンゴー・パッションフルーツ等の南国フルーツの生産も盛んな食材の宝庫である。

大崎町では、江戸時代、幕政に馴染めない大坂の人たちが新天地を求め、佐野浦(現在の泉佐野)から佐野の豪商食野家が所有する千石船に乗り、現在の大崎町野方地区に移住した歴史がある。移住者はよく働き、多くの土地を開墾し、大崎の方々は荒野を開墾してくれたことに感謝し、その土地は「荒佐野」と呼ばれ大隅の中でも最も肥沃な畑地の一つとして発展した。

このようなご縁で互いに協力し発展してきた繋がりを今後も大切にしていきたいと考え、この度、地域産業の活性化に関するあらゆる交流を積極的に推進していくことで合意し、「歴史的ご縁が結ぶ地域産業の活性化協力協定」の締結を行った。

さらに、地域産業の活性化協力協定の締結を契機に、大崎町の「鰻」と本市の「泉州タオル」を逸品と位置づけ、「ふるさと逸品協定」を締結した。今後は相互の逸品について広く発信していくことに加え、荒佐野の歴史的ご縁や大崎町の鰻を幅広く市民の方々へPRしていくことや、大崎町のイベントに積極的に参加させていただくことで、繋がりを深めていきたい。

締結式では「荒佐野親和会」の年間行事紹介や野方小学校の児童による伝統芸能などの披露があり、締結式に花を添えていただいた。

締結後に株式会社おおさき町鰻加工組合・株式会社鹿児島鰻を視察し、鰻の加工から冷凍に至るまでの工程や鰻の人工孵化の説明を受け、その後、そおリサイクルセンターを視察し、大崎町の資源リサイクル率が10年連続で日本一となったことや家庭ごみの分別を27区分に分けている話等、非常に参考になる話を伺うことができた。

今回の協定締結にあたり、東町長様をはじめ関係職員の皆様、そして大崎町の方々に感謝申し上げます。

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