市長就任について~ご挨拶~
この度の市長選挙におきまして、引き続き4期目の市政を担わせていただくこととなりました。
みなさまのご期待にお応えすべく、一層気を引き締め、泉佐野市を次のステージへと進めていく所存であります。
これまでの市長としての3期12年は財政の立て直しに始まり、遅れていた行政サービスの底上げに加え、災害に強いまちづくりや教育環境の充実に注力してまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、この3年間で経済活動は大きく停滞し、生活様式も変化するなど社会の動きが一変したことで市政にも大きく影響が生じました。
4期目では、疲弊した地域経済の回復に加え、コロナ禍で浮き彫りとなった多くの課題の克服や世界的に進められているSDGsへの取組についても重点的に進め、市民のみなさまの利便性向上を図るため、市役所での各種手続きのオンライン化や交流の拠点となる庁舎新館の建設なども行ってまいります。併せて、第5次泉佐野市総合計画の目標である「世界に羽ばたく国際都市・泉佐野 ひとを支え ひとを創り 賑わいを創る」を基本とし、国内外に向けて地域の魅力を様々な手段で発信していくとともに、先人達から受け継いできた、この泉佐野市をしっかりと未来へ繋げていくために、持続可能な成長ができるまちづくりを通じて、誰もが住みよく、住み続けられる「いちばんのまち 泉佐野」の実現に向け邁進してまいります。
そのためにも、安定的な財政運営は必要不可欠であり、引き続き行財政改革の推進とあわせ、現在堅調な「ふるさと納税」を中心的な市の施策に掲げ、日本一奪還に向けても取り組んでまいります。今年は市制施行75周年の節目の年ではありますが、80周年に向けての新たなスタートという気持ちで現状に満足せず市政に臨み、市民のみなさまのご期待に応えられるよう、変わらぬ情熱をもって市長としての職責にあたらせていただきます。市民のみなさまには、引き続いてのご支援とご協力を心からお願い申し上げ、市長就任に際してのあいさつとさせていただきます。
令和5年5月
泉佐野市長 千代松 大耕
更新日:2023年05月11日