泉佐野市における働き方改革の推進にかかる取り組みについて
働き方改革の推進について
教職員の長時間勤務の解消に向けて、学校における働き方改革を一層推進することが求められております。本市においても、学校が子どもたちの活気あふれる場となるためには、支援・指導する教職員が健康であることが重要と考え、「泉佐野市立学校の教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則」を策定し、全校教職員の在校時間を客観的に把握するなど以下の通り教職員の長時間勤務の縮減の取組みを進めています。
1.スクール・サポート・スタッフの配置
教職員の業務を補助するための支援人材を配置しています。
2.一斉退庁日の推進
毎週水曜日と毎月20日を「一斉退庁日」とし、教職員は勤務時間終了後、速やかに退庁します。
3.ノー・クラブデーの実施
生徒の健康や成長に配慮し適切な休養を取るために1週間の内、平日(月から金)に1日以上は部活動を行わず、また、土曜日及び日曜日は少なくとも1日は部活を行わないこととしています。
4.音声ガイダンスによる電話対応
市内小中学校では以下の時間について、自動応答音声ガイダンスによる電話対応を行っています。
・小学校:平日の午後6時30分から翌日午前7時45分まで
・中学校:平日の午後7時00分から翌日午前7時45分まで
5.学校閉庁日の設定 【令和5年度実績】
夏季(4日):8月10日(木曜日)・8月14日(月曜日)・8月15日(火曜日)・8月16日(水曜日)
冬季(1日):12月28日(木曜日)
6.ストレスチェックの実施
先生方自身のストレスへの気づきを促すとともに、働きやすい職場づくりを進めることによってメンタルヘルス不調となることを未然に防止するために、全小中学校の常勤教職員を対象にストレスチェックを実施しています。
7.校務支援システムの導入
校務支援システムを導入し、学校業務をICT活用により効率化するとともに、学校DXを推進しています。
8.その他(業務環境改善、支援のための人材配置など)
●市費講師
●スクールソーシャルワーカー
●スクール・カウンセラー
●部活動指導員
●生徒指導支援員
●家庭の総合支援員
●産業医
●教育DX支援員
9.本市教職員の時間外在校時間(月平均)の状況
令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | |
全体 | 45.0時間 | 44.6時間 | 43.7時間 | 41.3時間 |
小学校 | 40.0時間 | 40.0時間 | 39.0時間 | 37.7時間 |
中学校 | 54.2時間 | 52.9時間 | 52.0時間 | 48.6時間 |
更新日:2024年06月10日