地域猫活動について考えてみませんか

≪地域猫とは≫

地域猫とは、特定の飼い主はいないが、地域住民によって継続的に給餌水等の世話をされている猫のことをいいます。ご近所の理解と協力(必須)により、一定のルールのもとそれ以上数が増えないように適正に管理できれば、地域猫の寿命は3~5年(飼い猫は15~20年)と言われており、一代限りの命を全うして、その地域からかわいそうな野良猫がいなくなると考えられています。

 

≪地域猫活動の目的≫

所有者のいない猫を勝手気ままな「飼い主のいない猫」として放置するのではなく、猫の嫌いな人にも、ある程度許容してもらえる「地域猫」として一定の管理をして見守り、将来的には飼い主のいない猫を減らしていこう、という考えで、地域に住み着いている猫を、地域住民で世話していく活動のことをいいます。活動に際しては、下記のルールを守りましょう。

◇ 餌やりのルール (場所、時間を決め、食べ残しの始末など後片付けを行う)

◇ トイレのルール (場所を決め、糞尿の始末を行う)

◇ 不妊・去勢手術 (のぞまない妊娠、かわいそうな猫を増やさないように)

◇ その他、その地域ごとに必要となるルール

 

TNRとは、Trap(捕獲する)、Neuter(不妊去勢手術)、Return(元の居場所へ戻す)、を実施する活動のことです。

 

市では、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行っています。

猫が好き、猫が嫌い、猫を排除したくはないが被害を受けて困っているなど、皆さんのお考えは様々です。一度、みなさんの地域でもこうした取り組みについてお考え頂きますようお願いします。

 

お問い合わせ CONTACT
環境衛生課 <e-mail:kankyou@city.izumisano.lg.jp>
電話番号:072-463-1212(内線2281~2288)
FAX番号:072-464-9314