地価が下がっているのに、どうして土地の税額が上がるのですか?
答え
地域や土地によって評価額に対する税負担（税額）に格差がある（例えば、同じ評価額の土地であっても税額が違う）のは、平成9年度以降、新評価額に対する前年度課税標準額の割合（これを負担水準といいます。）の均衡を図ることを基本的な考え方とした負担調整措置が講じられているためです。 具体的には、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり据え置いたりする一方、負担水準が低い土地はなだらかに税負担を引き上げるしくみとなっています。 したがって、地価動向に関わりなく全ての土地の税額が上がっているわけでなく、税額が上がっているのは負担水準が低い土地であり、現在税負担の均衡を図っていく過程にあることから、地価が下落していても税額が上がる場合があります。
