自転車のスリップ事故が増えています!
歩道と車道の段差について
歩道には、沿道利用のための「車両乗り入れ部」が設けられています。その名のとおり、車両が歩道を横断するような形で沿道の土地などへの出入りするためのものです。
この「車両乗り入れ部」においては、歩道と車道とに段差があり、その段差は約5cmあります。また、歩道が横断歩道に接続する部分の縁端の車道との段差は約2cmとなっています。
「車両乗り入れ部」の約5cmの段差は、歩道を通行する歩行者、特に視覚障害者が切り下げ部において、歩車道境界部が明らかに認識できるよう、かつ、横断歩道接続部(約2cmの段差)との違いを認識できる高さとして必要な高さとなっており、車両の運転者にもこの段差によって、タイヤの感触から歩道であることが伝わるものと考えられます。なお、横断歩道接続部の約2cmの段差は車いす使用者が困難なく通行できる高さとなっています。
この「車両乗り入れ部」の約5cmの段差について、自転車による歩車道からの出入りの際、特に車道から歩道への出入りの場合、自転車に乗ったまま斜め方向からの進入ではこの段差によりスリップすることが考えられます。そのため、一旦、自転車から降り、自転車を押して歩道に乗り入れてくださいますようお願いします。
段差に注意してください

参考 [自転車の交通安全ルールブック]

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更新日:2021年08月23日