「泉佐野市における部落差別撤廃とあらゆる差別をなくすことをめざす条例」（泉佐野市差別撤廃条例）は1993(平成5)年9月に制定、同年12月に施行されました。この条例は、部落差別をはじめとして、在日外国人差別、障害者差別、女性差別を具体的人権課題にあげ、泉佐野市からあらゆる差別をなくすことを目的に、包括的な差別撤廃条例として、全国の自治体に先がけて制定されました。

〇「泉佐野市差別撤廃条例」の一部改正 （令和5年4月1日施行）

この条例は約30年前に施行されましたが、重大な社会悪である部落差別をはじめとするあらゆる差別と人権侵害（以下「部落差別等」という）は未だ解消されていません。さらに「差別」は新たな形態も見せています。「インターネット上の差別や人権侵害」などの新たな人権課題もうまれました。こういった時代の推移に伴った様々な人権問題の変化に対応するために、本条例の改正を行いました。

〇改正の概要

●差別や人権侵害を絶対に許さない決意表明と改正内容の趣旨を明らかにしました（前文）

●事業者の責務を定めました（第4条）

●市の相談体制の充実を定めました（第9条）

●部落差別等の被害を受けた者等の救済等を定めました（第10条）

●部落差別等の行為に対する措置を定めました（第11条）

●インターネット上の差別や人権侵害への対応を定めました（第12条）

〇新しい泉佐野市差別撤廃条例をいかして、私たち一人ひとりの力で、差別や人権侵害をなくしていきましょう

1．積極的に学び、正しい知識をもちましょう！

2．人権を大切にする心を育てましょう！

3．差別をなくすために行動しましょう！