泉佐野市立図書館指定管理者候補者の選定結果について

更新日:2025年11月13日

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泉佐野市では、泉佐野市立図書館の管理運営をより効果的・効率的に行い、市民サービスの向上、管理経費の縮減を図ることを目的として、泉佐野市公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例(平成16年泉佐野市条例第26号)第3条に基づき、指定管理者の公募を行い、泉佐野市立図書館指定管理者選定委員会を設置し、選定を行った結果、次のとおり指定管理者候補者を選定しました。
 1.指定管理の対象となる公の施設の名称
泉佐野市立中央図書館(中央図書館、佐野公民館図書室、長南公民館図書室、北部公民館図書室、日根野公民館図書室、移動図書館いちょう号)
 2.選定経過
令和7年8月19日から9月2日 募集要項等配布期間
令和7年9月2日 現地説明会
令和7年8月29日から9月5日 質疑受付期間
令和7年9月11日 質疑回答日
令和7年9月11日から9月25日 応募書類受付期間
令和7年10月15日 第1回 図書館指定管理者選定委員会
令和7年10月27日 第2回 図書館指定管理者選定委員会
 3.申請団体
1団体
 4.選定方法及び選定結果
泉佐野市立図書館指定管理者選定委員会において、選定基準の決定および申請書類の提案内容により審査を実施し、評価を行いました。
(1)選定委員 5名(敬称略)
委員長 西納 久仁明(泉佐野市副市長)
副委員長 奥 真弥(泉佐野市教育委員会教育長)
委員 昼馬 義宏(近畿税理士会 税理士)
委員 三谷 拓也(和歌山大学 学術情報課長)
委員 今西 加奈(国際交流基金 関西国際センター 図書館司書)
(2)選定基準及び採点結果
第1回選定委員会において、選定の基準並びに採点方法について確認を行いました。また、応募団体が1団体であるということから、最低得点が60%以上を獲得しないと候補者として選定しないことを決定しました。第2回選定委員会において、応募者のプレゼンテーションと質疑応答を行いました。その後各委員により採点を実施した結果、総得点342点・得点率85.5% となり、株式会社図書館流通センターを次期指定管理期間(令和8年度~12年度の5年間)の指定管理者候補として選定いたしました。
※採点結果は、別紙のとおりです。
(3)指定管理者候補者
名称 株式会社 図書館流通センター
住所 東京都文京区大塚三丁目1番1号
代表者名 代表取締役 谷一 文子
 5.候補者への各委員からの選定理由および意見
【選定理由】
  • 提案内容は細かいところまで行き届いていて、特に大きな問題はなかったこと
  • 泉佐野市立図書館の指定管理の運営について、「泉佐野市民の心と知識を豊かにする読書活動推進条例」をふまえ、本市の状況を把握したうえで、安定した運営方針を提案していること
  • これまでの二期、大過なく運営してきて、特に問題はないこと
【意見】
  1. 教育委員会との連携の話があったが、説明からはっきりした形が見えてこなかった。市の関係や学校図書館との連携とか、生徒に対する読書促進にも力を入れてお互い高めあっていくこと
  2. 図書館が賑わいの場として求められていて、潜在的に図書館を知らない人に来てもらうためにどのような形を作るのかの提案で、イベントを重視されている傾向が強い印象を受けた。イベントに参加できない人もいるので、イベント以外の要素もあわせて利用者の掘り起こしに努めること
  3. 普段図書館になじみのない人に来てもらえるように努めること
  4. 読書習慣が馴染みにくい子どもや市民に対し、いかにして本に興味を持ってもらうかが、これからの課題だと思う。職員研修について、そのあたりも充実させて、保護者や地域の方々に図書館の機能についてもっと知ってもらえるような啓発を進めていくこと
  5. 今後の図書館の在り方に、図書館を利用していない方にどう利用してもらうかというところが課題か。今までの二期とは違った取り組みを企画すること
 6.指定期間
令和8年4月1日から令和13年3月31日まで
 7.指定管理者の指定
令和7年12月泉佐野市議会定例会に泉佐野市立図書館の指定管理者の指定についての議案を上程し、市議会の議決を経た後に候補者を泉佐野市立図書館の指定管理者として正式に指定を行う予定です。