令和7年度 全国学力・学習状況調査分析結果

更新日:2025年10月09日

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令和7年度 全国学力・学習状況調査分析結果

令和7年度の全国学力・学習状況調査は、令和7年4月17日に実施され、その結果が7月下旬に公表されました。本調査の対象は小学校第6学年と中学校第3学年の児童生徒です。調査内容については、国語・算数/数学・理科で、中学校理科についてはCBT(Computer Based Testing)方式で実施されました。併せて、児童生徒の学習や生活の状況、学校の取組みに関する調査も行われました。

泉佐野市ではこれまで、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」ことをめざし、社会に開かれた教育課程の実現と、新しい時代に必要となる資質・能力である「生きる力」の育成に取り組んできました。とりわけ、「生きる力」をはぐくむために、学びに向かう力や人間性等の涵養、生きて働く知識・技能の習得、思考力・判断力・表現力等の育成、そして豊かな心や健やかな体の成長等をめざして取組みを進めてきました。


子どもたちの学力向上に関しては、子どもたちの学びをさらに豊かにしていくために、各学校が子どもたちの学習状況をていねいに把握し、分析を重ねることによって、教育活動の質の向上を図っています。加えて、デジタル学習基盤を効果的に活用し、「主体的・対話的で深い学び」の観点から授業改善を行い、これまで以上に「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させ、その実現に向けた研究を進めているところです。

市として本調査の結果を分析し、ホームページで公開する目的は、保護者や地域の方々に、子どもたちの現状を深く理解していただくためです。子どもたちが「確かな学力」を身につけるためには、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を果たしながら、一体となって子どもたちを支え、見守ることが重要だと考えています。

今回の調査結果は、子どもたちの学力や学習状況、生活状況の一側面を示したものです。しかし、この分析から明らかになった成果と課題を真摯に受けとめ、今後、各学校が子どもたちの好奇心に火をつけ、わかる・できる喜びを感じる授業の実現に向けて授業改善を進めます。また、泉佐野市教育委員会としても、これまでの教育施策を検証し、子どもたちにとって良い学びの環境を築くための改善策を検討してまいります。

最後になりましたが、本市の教育行政ならびに学校の教育活動に、引き続きご理解とご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和7年10月

泉佐野市教育委員会
教育長 奥 真弥

全国学力・学習状況調査分析結果【泉佐野市】

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