ひとを豊かに育むまちづくり《子育て・教育》

更新日:2025年03月24日

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子ども・子育て

国の「こども未来戦略」を指針として、「第2期いずみさのこども未来総合計画」に基づき、「子育て日本一のまち泉佐野」をめざし、こども・子育て支援施策の充実に努めます。

「泉佐野市こども基本条例」の普及・啓発を図り、こどもの権利が尊重され、安全・安心に生活が送れるよう必要な支援に努めます。また、こどもの最善の利益が優先され、適切な養育環境が保障されるために必要な施策の充実に努めます。

家庭と地域における子育て支援は、地域子育て支援拠点(地域子育て支援センター)を既存の3か所を含め、すべての中学校区での設置をめざします。

教育・保育の充実は、市独自施策である就学前施設の給食費、第2子以降の保育料、保育施設における紙おむつの無償化を継続し、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、待機児童が発生しないよう定員確保に努めます。また、外国人の就学前児童に対して日本語指導ができるよう環境整備に努めます。

留守家庭児童会も待機児童が発生しないよう、また、保護者が安心して仕事と子育ての両立ができるよう、保護者のニーズに寄り添った支援、施設整備に努めます。

児童発達支援センターは、令和9年度中の移転開設に向け、今年度、建物の新築工事に係る実施設計をおこないます。

こどもの貧困の解消に向けて、こども朝食堂を全小学校で実施し、こどもの成長と学習を支援します。

ひとり親家庭への支援は、養育費受け取り支援制度、養育費確保のための弁護士費用補助制度の周知を図り、経済的な安定と自立促進に努めます。

ヤングケアラー支援は、引き続き実態把握に努め、関係機関と連携し、重層的支援を推進します。

少子化対策は、恋愛・結婚を希望する若者に対して安全・安心な出会いの場を提供するため、これまでの婚活イベントに加え、昨年8月よりAIを活用した婚活マッチングサイト「さの恋」の運用を開始し、出会いの機会創出の強化に努めるとともに、さらに結婚新生活支援事業の取り組みとあわせ、結婚から子育て期までの支援の充実を図ります。

妊娠期から出産・子育て期にわたる支援は、「こども未来センター」を中心に包括的な相談支援を実施します。

多子世帯への支援は、第2子以降の出産を対象に、地域ポイント「さのぽ」を付与するいずみさの多子世帯出産子育て応援事業を実施し、経済的な支援に努めます。

予期せぬ妊娠や家庭生活に支障のある妊産婦を対象に、一時的な居場所を提供するとともに、安心した出産・生活相談の支援をおこなう妊産婦等生活援助事業を実施し、誰もが安心して出産・子育てができる環境整備に努めます。また、生まれてくるこどもの命を守るいわゆる「赤ちゃんポスト」の設置を検討します。

学校教育

学力向上に向けて、自分を知り、自律できる力を育むために「マイノート」を活用し、非認知能力を高めるための取り組みを進めます。

市独自施策の少人数学級の編成として、「小中学校支援学級在籍児童生徒を含めた45人未満学級」「小学校における支援学級在籍者を含めた通常学級学習者40人以上となる学級」に対し、きめ細かな指導充実のために市費講師を配置するとともに、「中学校35人学級編成」も、必要な講師を市費により配置します。

外国語教育・国際理解教育では、英語でのコミュニケーション力向上のために、英語資格・検定試験受検、AI搭載英語学習システム提供への補助に引き続き取り組みます。また、本市の国際的な人材を育成するため、オーストラリア・クィーンズランド州サンシャインコーストやベトナム社会主義共和国ビンディン省との交流事業を継続します。

長期欠席・不登校への対策、教育機会の確保として、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの専門家、家庭の教育機能総合支援員や子ども家庭アドバイザーの支援人材と協働し、心のケアと家庭支援に努めるとともに、教育支援センターの充実と不登校児童生徒の居場所となっているフリースクールの安定的かつ持続的な運営、活動を支援します。また、学校教育以外の場においても、子どもたちの夢や希望を叶えて自己実現と社会的自立を図っていくために、塾代等助成事業におきまして、学習塾、習いごと、フリースクール利用料の助成をおこない、教育機会の確保、保護者負担の軽減に努めます。

奨学金では、奨学金返済支援制度の導入を進めます。

支援教育では、障がいのある子と障がいのない子が可能な限り同じ場でともに学ぶインクルーシブ教育を推進します。

ICT教育では、支援人材を派遣し、パソコン・タブレット端末を有効的に活用し教育DXを推進します。

また、整備後5年が経過することから、文部科学省が進めるGIGAスクール構想第2期に向け、1人1台端末の更新を着実に進め、更なる利活用に対応するため、通信環境の整備に努めます。

校区内における宅地開発、住宅建設により児童数の増加が見込まれる、佐野台小学校の教育施設の充実、環境改善のため、校舎の増築工事を実施します。

貸出・返却が容易にでき、蔵書管理を的確におこなえる「学校図書館システム」の導入を全小中学校で進めており、今年度は、第一小学校、第二小学校、佐野台小学校、長南中学校、新池中学校の5校の学校図書館を整備し、児童・生徒の読書環境の充実を図ります。

学校給食は、物価高騰対策として実施してきた給食費無償化を今年度も継続し、安全・安心な給食の提供はもとより、児童・生徒からの応募献立の活用のほか、魅力のある美味しい給食を提供することにより、引き続き食品ロスの削減に努めるとともに、SDGsの観点から、有機農産物を使ったオーガニック給食を提供します。

また、小学校の学校給食は、食育指導の推進や質の高い安全・安心な給食の提供を目的に、自校方式と親子方式により、給食調理室の整備を実施します。今年度は、第二小学校、北中小学校、末広小学校は整備工事を、日根野小学校、長南小学校、中央小学校は実施設計・地質調査を、日新小学校、長坂小学校、佐野台小学校は基本設計を実施します。

学校教育に支障のない範囲で施設開放を推進するため、第二小学校グラウンドに夜間照明を設置します。

スポーツや文化活動を通じ、地域住民の交流の場として、学校が地域コミュニティや生涯スポーツの拠点となるよう、学校開放事業を引き続き推進します。

学校施設は、安全・安心で豊かな教育環境の維持・向上に向けた取り組みを継続します。

生涯学習・スポーツ

市民一人ひとりが個性と能力を伸ばし、生きがいのある充実した生活をおくることができるよう、「いつでも」「どこでも」「だれでも」学べるまちづくりを推進します。

すべての中学校区に設置している公民館を活用し、ボランティア講師を活用した各種講座の開催をはじめ、登録クラブの育成や支援をおこなうことで、市民の自主的な学習機会の提供に努めるとともに、人と人とが繋がりあえる環境づくりに努めます。

関西国際空港開港30周年の記念事業として、5月9日、10日には日本の伝統文化である将棋の藤井聡太竜王・名人の名人戦第3局をホテル日航関西空港で開催し、文化的教育の継承に取り組みます。

図書館は、「泉佐野市民の心と知識を豊かにする読書活動推進条例」に基づき、人と本・人と人とが触れ合う機会を創出し、読書活動の推進に取り組みます。また、今年度は図書館の貸出システムを更新し、より利便性の高い読書環境の提供に努めます。

スポーツの推進は、日本体育大学との連携やスポーツ大使の活用、トップアスリートによる講演会など、市民がスポーツに関心をもち、継続的にスポーツを楽しむことで、生涯にわたり体力の向上と健康増進を図ることができるよう取り組む一方、各種スポーツ団体との連携を密にし、スポーツ振興事業の充実と指導者の育成に努めます。

また、スポーツ活動を通して子どもたちの体力づくりや礼儀作法の習得に寄与する各種スポーツ団体の支援をおこないます。

スポーツ施設は、市民総合体育館のスポーツ器具類の更新並びに、健康増進センターの老朽化した設備の更新をおこなうなど、利便性の向上とともに市民が安全で快適に施設を利用できるよう、スポーツ環境の整備を図ります。

総合文化センターは、地域の文化・情報の発信基地として、芸術鑑賞や創作活動、知的欲求といったさまざまな文化的ニーズに応え、市民文化の創造の場、生涯学習の場を提供できるよう取り組みます。あわせて、令和8年5月に開館から30年を迎えるにあたり、記念事業をはじめとする多彩な催しを開催します。

観光、国際化、産業、雇用・労働

地域共助・地域コミュニティ、人権・多文化共生

地域福祉、高齢者福祉、障害者福祉、健康・医療

消防・防災、環境衛生・環境保全、廃棄物処理、生活安全

道路・交通、公園・緑地、上下水道、住宅、市街地整備

挑戦的な自治体経営、財政基盤の確立、進行管理